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Don't Push Me Very Hard.

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むらもと!!

むらもと!!

大盛りは2.5玉!!

化学調味料は使用しておりません。

自己最高はつけ麺の5玉です(笑)




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ケースレースでも入れ替えてみましょうか・・・

1955年のパンヘッド以降、左側の軸受けにはテーパーローラーベアリングを使用しているハーレーダビッドソンですが・・・

オーバーホール時にブッ壊すという悲しい事態が起きているのも事実。

ココの鋳込んであるレースが動いちゃうと、実質修理不可能です。

なんとか直すやり方もありますが、耐久性考えたらオススメしません・・・。






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ベアリングはこんな感じで組まれております。

真ん中のストッパーが重要で、

ここでレースが止まる事によってベアリングの最適な動きを引き出しつつ、締め込んでも渋くならない仕組みです。

モータースプロケットナットをインパクトレンチで締めるなとのマニュアル記載がありますが、

ここちゃんとしてればプロのトルク管理においては問題無いと考えております。

しかーし!!

年式違いのレースがぶっ込まれている場合もあり、インパクトで締めたらエンジン焼き付いたとかいう最悪な事態も起こり得るワケですので注意が必要です。






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これが鋳込んであるレースの受けです。

クランクケースを製造する過程で、鉄のレース受けの周りに融けたアルミを流し込んでます。

「ド真っ直ぐの芯」が出てる箇所なので、これが動いちゃうともう終了です。

原則修理不可能です。何回も言いますけど(笑)




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レース抜く場合には、このような「当て」を使います。

これはボスが作った1品ものですが、

とにかく鋳込んである部分にダメージが行かないように。

何トンものチカラを掛けられる油圧のプレスで抜くワケですので、ホントにホントに注意が必要なんであります。




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真ん中のCのクリップ、つまりはレースのストッパーは、こんな感じで抜きます。

ポンチが入ってる穴はオイル経路ですので、本当は「C」の開いてるところが来てないとダメです。

それをコンコンと叩いて回し、穴にポンチ突っ込んで叩きます。

穴にポンチ突っ込んで、叩きます。

穴に。




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ベアリングにオイルが来る大事なところですので、

通常はこの向きです。

たまーーーに、バラすと塞がっちゃってるモノがあったりして・・・。

知らないと怖いですよぉ~。


あとは真っ直ぐレースを圧入してオッケー!

ベアリングもセットで新品に交換して、快適な回転を。

腰下のオーバーホールもリトルウイングエンジニアリングにお任せ下さい!






by lwe31x | 2015-09-02 21:14 | Information
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