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Troubleshooting.

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またやっちゃってるよ・・・

ごめん、でも今日は量多かった・・・

まさか大盛りがこんな量になってくるとは。

錦の日替わり、中華丼と半ラーメンであります。

ごちそうさまです。




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ネタが無い時ゃ「ショベルヘッド・マスターブック」より抜粋(笑)

コレ、知ってるようで意外と知らない、お電気の話。

クランクケースから出てる謎の穴に、

なんか「コレ壊れるとセルが回らなくなる」みたいなイメージの、

フィン付いた小箱を接続して、

「良くわからないけどとりあえず交換してみたランキング」第一位のレギュレーター(笑)


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こんなふうに巻いたコイルの周りを、磁石(ローター)が回転する事によって、

電気を生み出します。

しかし、この電気、このままでは使えません。

「交流」だからであります。

バッテリーに蓄えるには、「直流」に変換しなければなりません。

今まで(アーリーシャベルまで)は「直流」をそのまま発電してたのに、

何故わざわざ「交流」を?

より多くの電気を安定して発電するには、交流を発電し直流に変換した方が都合が良いのであります。

つまり、ステーターコイルで交流を発電し、レギュレーターが直流に変換すると共に、14ボルト付近を維持する、と。

これを読んでいる人には、是非とも発電系のトラブルシュートが出来るようになって頂きたいのであります。


①バッテリーのプラスとマイナスに、それぞれテスターをあてる。
 この時、テスターは「DC(直流)」になっている事。
 そしてバッテリーの電圧が12V以上であることを確認。この数値を記憶する。
 
※12V以下であったり、そもそもセルが回らない場合は、
 バッテリー不良かステーター不良、もしくはレギュレーター不良。
 バッテリーを充電し、まずエンジンをかけましょう。充電できないならばバッテリー不良。

②アイドリングを上げて、同じようにテスターをあて、13V~14V程度で収まっているかを確認。
 回転を上げると16・・・17・・18V・・と上がるようならレギュレーター不良。
 エンジン始動前の電圧から上がらないなら、レギュレーター不良もしくはステーター不良。

③電圧が上がらない場合、レギュレーターのコネクターを抜いて、いよいよステーターの不良を疑って行くワケですが・・・。
交流の発電量なので、本来はボルテージではなくアンペアで計測するワケなのです。
しかし、AC(交流)とDC(直流)の切り替えと、導通チェックくらいしか付いてない無いテスターが、
一般ユーザーレベルで実用的に使える価格の物でしょうから、
クランクケース側のコネクター穴、つまりステーターコイルの穴にテスターのプラスマイナスをそれぞれ突っ込み、
「AC(交流)」で測った時に30~40Vを振っていればOKです。
ステーターがOKなら、残すところはレギュレーター不良のみとなります。

ステーターから出たり出なかったりとか、数値がバラけ過ぎるとか、
「?」が出るような振り方は、ステーター周りのトラブルを疑った方が良さそうです。

ちなみに導通チェックが出来るテスターならば、テスターの片方をコネクター、もう片方を車体(例えばクランクケース)等にあててみましょう。
通電しちゃってる場合、どっかでステーターがクランクケースに触れてます。
この場合、要交換です。



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オマケの配線図。

これだけでエンジンはかかります。

これなら、少しの配線を持っていれば、出先でも対応出来そうですね。

悪用禁止の方向で(笑)

by lwe31x | 2013-03-05 22:29 | Information
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