<   2015年 02月 ( 22 )   > この月の画像一覧

Oil Leak.

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今日もクラッチの清掃・・・

ミッション、メインシャフト付近からのオイル漏れ修理ということで、

プライマリーカバー開けさせて頂きましたところ・・・

プロクラッチじゃん。

清掃&調整で劇的に変わるモノじゃないので、少しガッカリ(笑)

出来がイイんです。高いけど・・・。




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こんな感じのクラッチハブと、スチールプレート。

アイアンスポーツみたいッスか?

これはもうEvoのクラッチを乾式にしたような出来栄えです。




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フリクションプレート、クラッチ板はこんな感じでありまして・・・

明らかに食いつきそうです。

しかも軽い。




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そんでもって枚数が多い!

薄くして増やせば、より強いクラッチにすることが可能です。

スプリングがダイヤフラムなので(ペコンペコンと動く、お皿みたいな形のアレです)、

半クラッチを継続するにはシビアなタッチという弱点はあるものの、

慣れれば問題無いですし、なによりジャダや滑りが皆無なのが素晴らしいです。




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それを可能にしている要因としまして、

ハブのベアリングが大きなボールベアリングという点が挙げられます。

こないだからオーバーサイズにして云々書かせて頂いていた部位が、ガタなしでクルクルとスムーズに回る、ボールベアリングになっているというのは画期的なんであります。

まぁ、Evoはこれなんで・・・

当たり前というかなんというか(笑)


「普通のクラッチでも調整次第では素晴らしいタッチになります。」

「排気量を上げたり、増大したパワーを受け止めるにはプロクラッチがオススメでしょうか。」

と言ったトコロです。





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んで。

ミッションオイルよりも何よりも、

プライマリーチェーンオイラーのホースが裂けてます。

これではエンジン始動と共に、エンジンオイルを垂れ流す仕様になっちゃってます・・・

まずはここのホースを新しいのに交換、あとはやはりガタってるメインドライブギヤブッシュを交換せねば

どんなに良いシールを使おうがミッションオイルの漏れは止まりません。

その辺は次回ということで・・・




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からの・・・

出たよ「$」マーク!

Indian Chiefのタイミングマークです。

オシャレです。

悔しいので今度自分のPanをバラした時には、

もっとカッコイイマークに変えようと思います。

もちろん、「¥」で(笑)




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永らくお待たせしてしまい申し訳ありません。

メッチャ静かなエンジンになっております。

慣らし運転開始!!



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by lwe31x | 2015-02-15 22:14 | Information

Happy Birthday.

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バレンタインデー(英: Valentine's Day)、または、 聖バレンタインデー(せいバレンタインデー、英: St Valentine's Dayは、2月14日に祝われていたキリスト教の元聖名祝日。現在カトリック教会の正式な祭日ではないが、世界各地で男女の愛の誓いの日に意味を変え継続して祝われている。
269年か270年、273年のいずれかに殉教したとされるてんかんの聖人ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)を悼み祈りを捧げる日であり、ウァレンティヌスおよびバレンタインデーは恋人達のロマンスとは無関係であった。15世紀頃より急速に男女の恋愛の聖人と記念日へと変貌する。
ウァレンティヌス信仰、バレンタインデーは、主に西方教会の広がる地域において伝えられていた。

(Wikipediaより抜粋)

っつーことらしいっすよ?




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和やか~な土曜日の昼下がり。




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!!

ストーブの上で何でも温めるリトルウイングエンジニアリング。

本日はヤカンの代わりにピストン乗せてます。

餅とかスルメの時もあります。




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ほぉら、超キレイ。

確かに、結構走ったエンジンをバラしてみますと、

カーボンの付着具合が薄い。

強度アップと軽量化、前後の重量合わせ、弊社にてオーバーホールされたエンジンは、

Noriのサービスで勝手に磨かれております。

磨かれると困る方は事前に仰ってください。

超悲しそうな顔しますけど。




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というわけで、

ASのI君のエンジン、とりあえずシリンダーまでブッ込みました。

元のに入っておりましたカムシャフトに若干の難がありましたので、

こちらは部品待ちにて他を進めさせて頂きます。

キチンとホーニングして、慣らしの終わったエンジン、

すっっっげえ気持ちイイぞぉ~!




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そして。

本日加わった新しい仲間です。

フレームは101、エンジンはスカウト、の結構旧いヤツ。

キレイにレストアしたいっすね~と話しております。




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気になる方は早めにツバつけといてください(笑)

シートポストの後ろにダイナモが付くのが、101とのこと。

それにより、ちょっとホイールベースが長いです。

オートバイ史上、超絶美しいと言われる101の、

これまた美しくレストアしたのを是非ご覧頂きたいと思います。














2月14日はバレンタインなんですけども、Noriの爺ちゃんの誕生日でもあります。

躾に厳しいが優しい爺ちゃんはもうこの世には居ないんですが、

予科練で零戦飛ばして戦った、俺が超絶リスペクトしてる人物です。

いつもロックでウイスキー。

んで、最後に何故か牛乳で薬を飲む姿を今でも覚えています。

3~4歳の頃、今はもう閉園してしまった千葉の谷津遊園という遊園地でジェットコースターに初めて乗せられたのですが、

流石に元予科練、ジェットコースターくらいでは眉一つ動かしません。

俺はジェットコースターがトラウマになるくらい嫌いになりました。

それは田舎の遊園地の、小さな小さなジェットコースターだったのですが。

酔うと子供の俺に、零戦の操縦方法を教えてくれます。

翼に被弾し燃え上がった時には、横方向にスライドさせて消化するんだとか、

機関銃は10発だか20発に1発の間隔で発光弾が射出されるから、弾道を把握すると同時に残弾をちゃんと頭に叩き込んでおけ、とか。

教官はまだ乾かぬ青竹を握り、後部座席から頭を引っ叩いて指導。

訓練中はゲロ吐いて引っ叩かれての繰り返し。

ものすごい倍率を勝ち抜き、晴れて零戦のパイロットになれたわけですが、

爺ちゃんには恋する相手が居ました。

元浅草の料亭の娘、当時は離婚し連れ子もいた、俺の婆ちゃんです。

非国民と後ろ指をさされようが、爺ちゃんは婆ちゃんのために特攻できなかったようで、

自らプライヤーで歯を引っこ抜き、零戦を降りました。

抜歯後はGによりまともな操縦が不可能になるらしく、限定的に零戦を降りることが認められていたようです。

その後、輸送機の操縦桿を握るも撃墜され、約16時間、海原を彷徨ったと話していました。

サメに喰われそうになった時の対処法を実践し、フンドシを足首に結びつけると、端っこにサメがバクバクと噛み付くそうです。

サメは自分より長い者を襲わないという習性があるようですが・・・。

そうして自分の小便を飲み、寝たら死ぬと婆ちゃんの姿を思い出し、泳ぎ続けた爺ちゃんは、

突然浮上した日本軍の潜水艦に助けられます。

隠密にて行動していた潜水艦は、爺ちゃんを救助したという旨の信号を発することは出来ず、

やがて戦争は終わり、家に帰った時には自分の葬式が終わっていたと、いつも笑いながら話すのです。

そして、「俺が生きてた時の、婆ちゃんの顔と言ったら・・・」

最後は決まってこのセリフ。

やがて訪れた、爺ちゃんの本当の葬式では、当時の仲間が軍歌を歌って、吐くんじゃないかというくらい酒を飲んでました。


俺、ちょっとオジサンになりました。

ウイスキーも飲んでます。

血は繋がってないみたいだけど、俺にとっての爺ちゃんは爺ちゃんだけです。

誕生日おめでとう。

もっともっと、いろんな話を聞きたかったです。

じゃ、また、飛行機が見えるお墓で。
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by lwe31x | 2015-02-14 22:35 | Information

Clutch,Gear & Friday 13.

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いや、13日の金曜日だから。

ジェーソン野田店です。






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さて、ブログ効果と言っても過言ではないクラッチ洗浄のご依頼(笑)

「最後に掃除したのは・・・はて、いつのことだったか・・・」的な状態の、オイルで張り付いたヤツを

掃除させて頂きました。

ここでNoriチェック。

白濁したオイルの、ペースト状のがベッタリ。

これは何だと聞かれれば、そりゃあすみません、暖気不足も原因のひとつなんじゃないかと。

暖まった・・・か?という状態でエンジンを停止するような距離の通勤で愛車をお使いのアナタ。

外気温との差が生み出す結露は、オイルと混ざって白濁します。

プライマリー内にあるエンジンオイルは、クランクケース内の負圧を利用してケースへと戻されます。

ということは・・・これが・・・ケースの中に・・・

怖っ。




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プライマリーカバーにもビッシリです。

「ちょい乗り」が果たしてバイクに優しいのかどうか・・・

充分な暖気で水分を飛ばして、オイル交換で愛車のエンジンを守ってください。

マニュアル記載の定期点検とは多少異なる部分がありますが、

最低でも半年に1度はクラッチ洗いたいです。

「ナックル・パン」→プライマリーチェーンを潤滑するために垂らしたアツアツのエンジンオイルは、なんか汚いし、お外に捨てちゃおう!

「シャベル」→ちょっとお外に垂れ流すのは環境にも良くないよ。ケースの負圧を使って掃除機みたいに吸い取れば、プライマリーチェーンを潤滑したオイルは回収できるじゃないか!

「Evolution」→あのさ、クラッチまわりのダストが混ざった汚ねえオイルがエンジンに返ってくるとかあり得なくない?もうアレだ、クラッチも湿式にして、ここはもう分けよう!

という事です。

シャベルはクラッチを掃除しないと死ぬ。

ここテストに出ます。




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あわわわ・・・クラッチ掃除しないと!とビビらせたところでですね、

こんなに大きいからガンガンにクランキング出来る、Indian、Chiefのキックギヤです。

金色のところ、歯が折れてました・・・

ボスが溶接肉盛りで成形。

隣のあの子も大塚娘、成形大成功。

整形違い。




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遠目じゃ分かりません。

常にブン回ってるとこじゃないので(例えばミッションのギヤとか)、

焼入れがどーこーとか、そんなんは気にしなくてOKです。

しかしこの、アイアンスポーツのキック機構のようなコンパクトさを先取りしつつも、

ギヤ経を大きくすることでキック1回あたりのクランキング数を増やそうという試み、

更にはキックアームの長さ、形状、それに刻まれた相方のキックギヤの大きさと角度!



また褒めちった。

※画像はメインシャフトを回すための、1番外側のギヤを取り付けていない状態ですのであしからず。




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シャベルのクラッチにて思い出したのですが。

この工具。

いや、旧ロゴの話ではないです(笑)




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こうやって使いましょう。

「ここコレどーやって調整するよ?」というアナタ。

便利な工具があります。

まぁ、とりあえず9/16だけ持っとけばOKじゃないスかね?

リリースアームの角度(特にロータリートップ)にも気をつけないと、

快適なクラッチにはなりませんぞ。

なんか居ても立ってもいられなくなった方は、リトルウイングエンジニアリングまで!

お待ちしております。




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そんで引き続き従業員募集中です!





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by lwe31x | 2015-02-13 22:02 | Information

Clutch!

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オス!オラ新しいクラッチハブ!

というワケで、K様のクラッチが急にジャダるようになっちゃったので、バラしてチェックです。

ジャダってのは、半クラにした後、クラッチを繋ぎきる前にギギッ!!と勝手にクラッチが繋がっちゃう現象のことです。

気持ち悪いしアブナイので、早急に対処させて頂くべく、原因の追求に向かいました。

クラッチハブのベアリングレース部分と、シェルのベアリングレース部分に減りが見られるため、

これがジャダの原因であると判断。

使い込んで段付きのクラッチハブスタッドも影響している恐れがあり、かつキレが悪くなるので交換させて頂きます。




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こちらのクラッチハブベアリングではガタを取りきれないので、

0.0004インチオーバーサイズのベアリングへと交換です。

ハブを新品にしたことと、オーバーサイズのベアリングでガタは無くなりました。

ここガタると絶対ダメな症状出るのです・・・。




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でもさ・・・

最近新品頼むとキー溝が狭い・・・

ホントにこれ、最近新品パーツの精度が悪すぎる。

安かろう悪かろうでは僕らのバイクは調子良くなりません。

そこのチョイスは僕らの責任と思ってますので、良いものを選択するというのもまた仕事であり、

安心してお任せして頂けると有難いです。

・・・たまに異様に寿命短いパーツがあったりするのですが、その時はもう本当にすみません。








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そんでもってクラッチ板も交換です。

パーツの精度がバラバラで・・・

というと言い訳に聞こえちゃう感がありますが、

今まで良かったパーツが、同じ番号で同じモノのハズなのに、いつの間にかダメ男くんになってるケースが多すぎる!!!

これはスリーマイルズTC様オリジナルのクラッチ板です。

これは素晴らしい。

コスパも最高です。

美味いものと良いパーツ、洗練されたアイテムしか宣伝しないNoriブログ。

信じてオッケーっすよ。マジで(笑)




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粗いドライペーパー(水研ぎ用の耐水ペーパーではなく、木なんかを均すための目詰りしないサンドペーパー)等でカドのバリだけ取ってやると、

引っかからずにジャダも出づらいのです。

クラッチをミートするときに引っかかるからジャダるんであります。




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ということは、

このスチールプレート、カドが丸まった方を内側に。

バリ立ってる方は外側が吉。

繋がるときに引っかかるからジャダるんです。

丸まってる方が内側なら引っかかりません。




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プレッシャープレートは真っ直ぐ出て来ますか?

マニュアルではここが1インチ。

リトルウイングエンジニアリングでは、それより若干広めな27mm程度にしております。

ここのスプリングのテンションが、イコール、クラッチのレバーの重さです。

フットクラッチならば足なので1インチ(25.4mm)でオッケーなのですが、

手のクラッチだと少々重い。

「クラッチが滑らず握りも軽めな、27mm」ってのでやらせて頂いてます。

もちろん、減ったクラッチ板だと滑り出したりするので、全部チェックした上で調整して下さい。

あとはレバーの遊びを取り過ぎて、プレッシャープレートが押され過ぎる、つまりは、

クラッチ板とスチールプレートがバラけ過ぎると、その分繋ぐ時に引っかかる可能性が増しまして、

ジャダの原因になったりもします。




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何となく、何故ジャダるのかはご理解頂けましたでしょうか。

「斜めになって引っかかったり、もしくはアタリが悪く、切れてバラけているハズのクラッチ板とスチールプレートが接触して繋がってしまう現象」

と、文字にすると解決策は簡単にでますね。



んで。

E様が見せてくれた、飛行機のコンロッド。

精度がハンパない!

デカい!

カッコイイ!!

貴重なものを見せて頂き、ありがとうございました!










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by lwe31x | 2015-02-12 22:25 | Information

Flywheel Assembly.

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芯出し完了ゥ!!

スパッと行くときもあれば、行かない時もあり・・・(笑)

本日は祝日ということでギャラリーが多かったので、

比較的サクッと芯が出ました。

見られれば見られるほど精度が上がります(笑)

で、芯出しって何なんだろう・・・?

その辺解説させて頂きます。




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2枚あるんであります。

フライホイールと呼ばれる、なんかバーベルの重りみたいなヤツのことです。

それをクランクピンというシャフトで連結、2枚が合体することでクランクになります。

そんでクランクピンにはコネクティングロッド、略してコンロッドが2本。

1本のクランクピンに、つまりは同じ軸上に2本のコンロッドが付いているというのは、2気筒では少々特殊なレイアウト。

これがハーレーやインディアンの特徴です。

それは単気筒と同じ動きなワケであります。ほほう・・・。

で、2枚あるわけなんで、当然組み付ける時にズレるのです。

この画像は、ズレのその1、「スライドずれ」。




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ズレのその2、「パクパクずれ」。

なんか適当なこと言ってますんで、あまり真剣に「パクパクって言うのか・・・」とか覚えないようにしてください(笑)

つまりは、横軸縦軸、いろんな方向にズレる、と。

芯出しとは、

フライホイールにハメ込まれている、ピニオンシャフトとスプロケットシャフトの芯を合わせて、

高速回転した時の芯ブレを無くす事、です。

これは、「シャフトは真っ直ぐ」が前提です。

ピニオンシャフト及びスプロケットシャフトの、シャフト単体での曲がりや、

各シャフトはテーパーでフライホイールにハマってるんですが、

そのハマり具合によっては芯が出るわけない状態になっちゃってる場合もありますので注意。

ちなみにEvoはピニオンシャフトとスプロケットシャフトがフライホイールと一体になり、バラせない構造になってますので、

シャフト単体の曲がりが無ければ比較的簡単に芯が出るよう改良されました。




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基本、まず組むときに「出来るだけ真っ直ぐ組み付けるためのジグ」で押さえながら、

クランクピン・ナットを200フットポンドで締めるのですが(年式によりトルク値は異なります)、

やっぱりちょっとズレるのです。

んで、じゃあズレをどうやって修正するのかと言いますと、

ぶっちゃけ、「スライドずれ」の場合は、クランクピンに「キー」が入っていない、

スプロケットシャフト側のフライホイールを銅ハンマーなどの重量があり、

しかしフライホイールを傷つけない柔らかなハンマーでブッ叩いて適正値まで修正します。

さて、画像は「パクパク」と開いちゃってるズレを修正するための特殊工具。

こちらはバイスのようにギリギリと締め込み、開いているところを押し縮め修正するツールです。




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こちらはパクパクと狭い部分をこじ開けて修正するための部分。

このツール、無くてもシャコマン(でっかいクランプ)と、バールみたいにデカいプライバー等で縮めたり開いたり出来るのですが・・・

最近結構な金額で入手(笑)

コレ、超速いっすわ・・・

超便利。

持つべきものは、やっぱ良い道具です。

というワケで、各シャフトの芯のブレを最低5/100mm以内に抑えたいところ。

本当はゼロってのが理想なんですが、そこはゼロが出るモノと、何度もバラされ組まれてテーパーのハマりが、ちょこーーーーっとだけ変形したりして、どうやってもゼロが出ないモノという個体差が出てきます。

「あくまでも通常の走行である限りの規定値」ということですので、

そのような感じで受け止めて下さい。

「僕は常に全開だから・・・」と、5000回転以上を常用とする方はゼロにすることをオススメしますが(笑)

以上、芯出しの何となく分かりやすいかな・・・的解説でありました。

ではまた明日。







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by lwe31x | 2015-02-11 21:40 | Tech

Lapping.

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コンロッド、ビッグエンドのラッピングでございます。

腰下腰下って皆さんが仰っておられるのは、ココの事です。

ここのベアリングがガタガタになってクランクピンにカジったりしますと、

「腰下オーバーホールだぁ・・」という事になるのですが・・・

このようにベアリングレースの径を広げ、オーバーサイズのベアリングを入れる事で修理完了とします。

国産とかトライアンフとかは、この辺がベアリングではなく、メタルというブッシュのようなもので構成されていますので、

ハーレーやインディアンほど簡単にオーバーサイズがどうのこうのという感じにはなりません。




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ハイ、マニュアルにも、このように同じ機械でホーニングせよとあります。

ここ、昔のマニュアルではラッピングアーバーという別の道具を旋盤なんかに咥えて作業する図が載ってるんですが、

新しめのマニュアルですと、こっちのホーニングマシーンが記載されています。

こっちのが早くて正確ということですね。

クランク単体で送って頂ければ、ビッグエンドのラッピングから芯出しまでやらせて頂きますです。




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で、例のごとくオーバーサイズを入れるとキツくなってしまうベアリングのケージ。

手作業で合わせます・・・。

こういうところを無理矢理しちゃうと、絶対返って来ますね。

大事なところはもちろん、全て丁寧に仕上げて組んでゆきます。




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ロッドも磨いて(笑)

誤解無きように書きますと、

コンロッドをバフったからといって、それが即効性のあるものではありません。

しかし、この研磨を初め、例えばピストンの重量合わせやピストントップのバフがけ、

キッチリとしたフライホイールのバランシングと芯出し、

更にはバルブスプリングセット長をシムを入れて均一にしたりするといった、

細か~いところの集合でエンジンは激変します。

ローマは1日にしてならず。千里の道も1歩から。塵も積もれば山となるのであります。




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番外編!(笑)

Nori愛用のラチェットハンドルであります。

Snap-onのラチェットハンドル欲しくて欲しくてたまらなかったハタチそこそこの頃・・

やっとゲットするも、更なる使いやすさを追求してカスタム・・・

これ、ラチェット3本を組み合わせて改造してあります。

幾らかかってるかとか、そーいうのは考えるのをヤメました(笑)




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この「握る」ことによって擦り減ったグリップが男のロマンです(笑)

最高の道具で、最高の仕事を。


バイクだろうがキャンプだろうが、釣りだろうが何だろうが、

多分、道具が好きなんです・・・。

更にまた、それを遺憾なく発揮できる場所を探しております。

ってなわけで従業員募集!!



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by lwe31x | 2015-02-10 22:24 | Information

1938 Daytona Scout.

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みなさんこんばんは。

そろそろと言いながらも永らくお待たせしてしまい・・・

詳しくはアレなんですが、これレーサーなんで、日本でオートバイとして登録、

つまりは車検を受けてナンバーを取得するための手続きに手間取っておりまして。

しかし無事にアメリカの東から西への陸送も終わり、日本に向けて出港する段取りがつきました。

1938年式のIndian、DAYTONA SCOUTであります。

1938年のワンイヤーモデルです。




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インディアンを語る上で、1938年というのは欠かせないワケでして、

このサンパチから仕様が大きく変わるのであります。

エンジンはよりパワフルに。

1年しか採用されていないパーツも奢られ、他の年式とは明らかな差別化が図られているのです。




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しかもこのデイトナスカウトは、スポーツスカウトよりももっとホットな仕様。

明らかにオーラが違います・・・。

こんな車両でレースや街乗りを楽しめたら、それはとても幸運な事なのでしょう。




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いろんなカムが話題になり、

みなさん、こぞってボンネビルボンネビル言っておられるようなのですが・・

こんなに種類ありますよ~。

1番左上、デイトナカムってのがこの車両には入っておりまして・・・




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この頃のレースといえば、フラットなダートの上をバイクがケツ流して走るという例のアレですので、

もちろんそれに特化した出力が求められたワケです。

レーサーゆえ、快適な街乗りやツーリングを主体に考えられている方にはチョット乗りづらいかも知れません。

そもそもが1938年に製造されたオートバイです。

が、しかし。

この姿を見て、心惹かれるのは至極当然。

もうこんなの出ません(笑)

本気の方、お問い合わせお待ちしております。







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by lwe31x | 2015-02-07 22:38 | M/C For Sale

Riding With The Wind.

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どっ、ドロボー!!

じゃなくて。



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あの髪の長い人のバイク、純正度高いですよね、とか言われてる、

Noriブログにも度々登場しているA氏のバイクがレッカー騒ぎに。

超気合入れて組んだんだから、どんだけブン回そうが壊れない、ハズ、と思ったら・・・

どうやらイグニッション・キーのシリンダーが壊れてバラバラになり、物理的に鍵を挿すことが出来なくなった模様(笑)

毎日毎日、鍵挿したり捻ったり、抜いたり挿したりしてたら寿命が来ました・・・。

ソッコーで交換して完了です。

ユニックのレッカーって、チョット怖いのはボクだけですか??




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本日は「らでぃっしゅ」という焼肉屋の、

カルビラーメン・・・!

ユッケジャンスープにですね、麺が入った感じで美味しいです。

リトルウイング近辺でウマイ飯屋知ってる方が居られましたら、こっそり教えてください・・・




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で、今日も爆弾作りに励みます(やめなさい)。

中で端子が折れたりしないような取り付けで、カッコ良く快適に。




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そんでこれぞヨンパチ・スタイル!

これ見たらもう他のは付けられないですよね・・・

見た目はオートライトの6Vレギュレーター仕様なんですが、

無接点のハイテクレギュレーター搭載の12Vジェネレーターです。

結構重要だと思うんですね。ジェネレーターの見た目って。




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これは純正6V、カットアウト・タイプのジェネレーター。

やっぱこれでしょう。

大事。見た目すごく大事。

気になる方はお問い合わせ下さい!




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従業員募集!!

リトルウイングエンジニアリングでは、従業員を募集しています。

全てはお客様のお陰でありますが、有難いことに仕事はアホほどあります。

その昔のNoriのように、「壊れたパンヘッドを自分で直せるようになりたい!」という意気込み上等です。

エンジン内部オーバーホール作業を、内燃機屋への外注一切ナシにて自社工場で行っているため、

ハーレー及びインディアンについて深く深く学び、メカニックとしての技術を向上させることが出来ます。

路肩にハーレーを停め、独りしゃがみ込む女性。

年の頃は20代の後半といったところであろうか。

赤いハイドラグライドで通り過ぎた僕は、Uターンして戻り、声を掛けた。

「突然エンジンが止まってしまって・・・」

少し動揺した様子でこちらを見る彼女は、ちょっ、オイ、なんかEカップくらいあんじゃね?的な、そんな感じ。


(リトルウイングエンジニアリングで働いていて良かった・・・)


僕は彼女のバイクをサッと直すと、名前も告げずにハイドラグライドのキックを踏み下ろした。

調子良さそうにアイドリングを刻む彼女のシャベルヘッドが遠ざかってゆく。

"That's all she ever thinks about"

コードはBからC#へ。

"Riding with the wind."

さあ、君もリトルウイングエンジニアリングで働こう。

















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by lwe31x | 2015-02-06 22:32 | Information

I've Finished!

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某◯◯◯屋さんより、外注を受けましたクランク。

芯出しして欲しいとの事なんですが、ボスがクランクピンと締めようとすると・・・

ズルリと回転、もしかしてキーが入ってないのか!?



あ、一応入ってますね。




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見事に折れてます。

こんなとこのキーが折れるって、なかなか無いと思うんですけども・・・

兎にも角にも、新しいキーを突っ込んで締めます。

クランクピン・ナットの締付けトルクは200フットポンド。

Noriは加工ブースでステー削ってると・・・

奥から「出たーーー!」との声が(笑)

芯出し終了、納品であります。

夕方ボスのお子さん(3歳)がトイレから出てきて、「出たー!」と同じセリフを言っておりました。

う~ん、親子(笑)




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今日もせっせと爆弾作り。

あ。

なんかタイミング的に不謹慎な感じ・・・・っすかね?

すいません。

爆弾ではありません(笑)




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ほらー、当時っぽい。

ダミーボックス、お取り寄せ可能です。

お問い合わせくださいませ。




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こちら、炙ったり曲げたりしながらステーづくりです。

元のステーがなんかインチキ臭かったので、

上記ダミーボックスが使えるように、

つまりは純正のバッテリーが乗るようにステーを制作。




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やっぱこうじゃないと。

でっかい12Vのバッテリーを直接載せて無理矢理固定しているインディアンをよく見かけます・・・。

こっちの方がカッコイイと思うんです・・・

機能的には同じなんですけど。

30年代のマウントでも使えます。




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腹減ったな~と思うと、お客様からの差し入れが。

こういうタイミング、すごい嬉しいです(笑)

Oさん、ありがとうございます。




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Noriの嫌いなものシリーズ(笑)

このリングの脱着。

レンズ割りそうで、超慎重になります・・・

電球換えるには取り外さないとレンズ外れないんですが、

付けた時に緩いと走行中にレンズ落ちます・・・

あー、レンズもお取り寄せ出来ますのでご相談くださいませ(笑)

ではまた明日~!


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by lwe31x | 2015-02-05 21:41 | Information

Convert.

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ハーレーでもお馴染みのサイクル・エレクトリック社のジェネレーターです。

通常、インディアンが販売されていた時代というのは6Vのバッテリーが主流で、

もちろんヘッドライトも6Vの電圧で光るような、「6V用」ってのを使っております。

これを12Vのバッテリーに繋ぐと・・・

超明るく輝いて死にます(笑)

このジェネレーターは、6V→12Vへの変換用なんですね。

その辺で6Vの電球が売ってない、とか、バッテリーも売ってない、とか。

12Vに変換しちゃえばそのような悩みからは開放されるのです。

しかしながら・・・・このジェネレーターの見た目を気にする方もいらっしゃるのが事実。




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そこで登場!

昔のまんま、6Vの純正ジェネレーターのボディに、12Vを発生するコイル。

コレさえ付ければ、見た目を気にせずに12V化することが出来るって寸法。

「純正」なので、見た目では分かりません。

プレートに小さく「12V」って打刻されてはいるのですが。

なんかいろいろこだわってるインディアン乗りの方はお問い合わせ下さいませ。

しかもコイツはレギュレーター仕様のメンテナンスフリー。

ほっ、欲しくなってきた!!




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もちろん、イグニッションコイルも12Vのものに交換せねばなりません。

ジェネレーター(発電機)とバッテリーだけ交換してもダメなんですね・・・

しかし、例えば旧いクルマ、フォルクスワーゲンなんかを扱うお店には必ず置いてあります。

12V化したインディアンに使えるイグニッションコイルが。

バッテリーそのものや電球なんかもその辺で売ってますし、出先での対応は非常に良くなりますね・・・




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忘れちゃいけないコンデンサー。

これも最新の(??)コンデンサーに交換しましょう。

コレだって、ちょっと旧いのやってるハーレー屋さんに行けば手に入ります。

まぁ、予備パーツごっそり持って走る方は、

6Vで充分なのかも知れませんが・・・




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ちょっ、俺も俺も!

ってことで、顔面の中の電球も12Vに換えましょうね。

そのままだと、

インディアン超輝いた後、光らなくなります(笑)

パァッ!!




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んで、皆さん1番悩まれるのがこのホーンだったり。

新品は付けたくないし、でも6Vだと使えないでしょ?という。

しかし。

ず~~っと鳴らしっぱでなければ、一応大丈夫です。

どうしても鳴らすなら一瞬。

もちろん、電球と同じように、コチラは音量がデカくなります(笑)

鳴らし続けると、やがて焼けて壊れますが、そこは「ジェネレーターの見た目は純正で12Vにしたい」というマニアックなアナタのこと。

せっかく付いてた純正があるのであれば、そのままのがいーんじゃないかと・・・。

コダワリ派に大人気のジェネレーター、お問い合せはリトルウイングエンジニアリングまで!











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by lwe31x | 2015-02-04 21:53 | Information