<   2014年 10月 ( 23 )   > この月の画像一覧

Trick or Treat.

c0210640_21464176.jpg

ハロウィンっつったらコレですよね。

見てこのノリノリの魔女。

・・・こっちはHELLなんですけども、アレですよ、今日は一体なんの祭りっすか。

ボク子供の頃にはこういうの無かったんですけども・・・

流れに乗って仮装しとけばOKとはいえ、街には朱美ちゃんが溢れているという噂も。

早めに街に繰り出したいんですけども、今日はメカニックの仮装してるもんで。





c0210640_21382345.jpg


フライホイールワッシャー入れ替えまして、

これからホーニングしてクランクのベアリングを合わせます。

ラッピングアーバーっていう昔ながらの中華そばみたいのがあるんですけども、

これはもう時間が掛かり過ぎて・・・

ホーニングマシーンを使うことにより、真っ直ぐキレイにスピーディー。

そのへん詳しくはまた紹介させて頂きます。




c0210640_21382239.jpg

バルブシートもカットオッケー。

青いのは「青ニス」ってやつでして、

金属を切削するときにどんだけ削ったかを分かりやすく見るための青色。

バルブのアタリ幅は、国産みたいにやっちゃうと熱持ちます。

面積を増やすことで熱を逃がす意味もあるのであります。

狭いとカーボン噛んで圧縮漏れを起こしたり、ろくなこと無いです・・





c0210640_21382285.jpg

ロッカーもブッシュ入れ替えて・・・

スラストがタペット音の原因になることは稀だと思うのですが、

ガッツリ締めた時の遊びを適正にしてやることでスムーズなエンジンになります。

細かい積み重ねが大事なんですね。

あとはトータルのバランスです。

一箇所をキッチキチにやると、他にしわ寄せが来る場合が多いので、

ご予算に応じてバランスを見ながら修理するのもやり方です。

「ここは絶対やらないとダメ!」という判断は、こちらにお任せ下さいませ。





c0210640_21382169.jpg


すいませーーーん。

トリック・オア・トリートー。






LWEでは従業員を募集しております。

経験者優遇ですが、未経験でもやる気次第ではスーパーメカニックになれると信じてます。

内燃機作業をはじめ全ての修理を自社で行っている都合、非常に覚えることがたくさんあり、

ぶっちゃけキツイです。

新人君がオイル交換出来るようになるまでには、約3ヶ月の試用期間を経てから更に数ヶ月を要しますが、

オイル交換をナメてはいけません。

それだけ真剣にお客様のバイク、もちろんお客様と向かい合う仕事というわけです。

お客様の命を預かるという気持ちを念頭に、クルマやバイク、多少なりともいじった経験がある方ですと助かります。

ご興味ある方はご連絡くださいませ。
[PR]
by lwe31x | 2014-10-31 23:38 | Information

Sand Blast.

c0210640_21281144.jpg

チラッしゃいませぇーー!!

オイル焼けちゃって汚いシリンダーヘッド。

チラッしゃいませぇーー!

これから皆さんが大好きなサンドブラストです。

ガスケットが挟まる部分にはブラスト当てたらダメですので、ガムテープ等でマスキング。

ブラストはゴムっぽいモノにはめっきりと弱いので、液体ガスケットは最初に剥がしておくと作業効率が良いです。

ちなみにサンドブラストってのは細かい砂やガラスのビーズをエアの圧で飛ばして、材料の表面を剥離させる機械のことです。

故にガスケット面に当たると面が出なくなる可能性アリです。






c0210640_21281482.jpg
するってーと、こんなにキレイに。

見た目キレイにするのにも使うんですが、

本当は燃焼室のカーボンを除去したり、それによってクラックの有無を確認したり・・・

内燃機の中身的に必要な機械だったりします。

ガラスのコップにマスキングした上でブラスト当てて絵を書いたり、

ジーパンに当てて色落ちさせたり、いろんな使い方があるようです。


ちなみに。

WPCとかもサンドブラストとかショットピーニングの親戚みたいなもんでありまして、

多分、弊社が使用しておりますのと同じ機械を使って専用メディアを・・・・






c0210640_21281467.jpg

で、ぶしゃああ!!

リトルウイングには高圧高温(皮膚が切れたり火傷したりするレベル)の洗浄機があります。

サンドブラストのメディア(ガラスビーズや砂等の噴射するモノ)は細かいのでなかなか落ちません。

パーツクリーナーでは無理です。

お湯で油分ごと洗い流し、後に食器洗う中性の洗剤で洗います。

これ本当にキチンとやらないと、細かい砂が残ったまま・・・

オイルラインに詰まり、傷を付け・・・

最悪な結果に。









c0210640_21281295.jpg

と、ここで一通のメールが。

素敵なPanhead。

男の憧れ、ハイドラグライドであります。

やっぱりハイドラだよね的な個人的納得の後に、次の画像が。








c0210640_21281379.jpg


おお~

物持ちいい~~(笑)

そうです。

やはり明後日は、リトルウイングエンジニアリングの20周年記念でありました。

貴重なものを見せて頂きありがとうございます。

最近九州に行っちゃったE氏より、送って頂きました。






c0210640_21281646.jpg

そして今年も近所の子供達が・・

カワイイですね。

こんなオジサンたちの巣窟に来てくれてありがとう・・・

去年はお菓子を用意してなくて、「やべえ、ビールしか無いっす」とか言ったらしいのですが(笑)

今年はそんなこともあろうかとボスがお菓子を用意。

ハッピーハロウィン!!

[PR]
by lwe31x | 2014-10-30 22:50 | Information

Replacement Procedure.

c0210640_21351793.jpg

クランクケースの左側、スプロケットシャフト側を支えるベアリングレースを交換します。

これは1955年からずーっと採用されている仕様で、ホイールベアリングにも使われるテーパーローラーベアリングってのを使用しております。

Noriの1954年は最後のニードルローラーベアリングで、厳密に言うとクランクがケースの中で動く仕様です。

そのため、そこのクリアランスをシビアに調整する必要があるのですが、こっちは圧入でオッケー。

う~~ん、簡単・・・

よく、「どっちがいいんですか?」と質問されますが、んなのどっちでもいいんじゃね?的な(笑)

キッチリと組まれていれば壊れません。

好きな年式、好きなカタチ、見た目が好みで、乗りたいモデルに乗りましょう。




c0210640_21351817.jpg

で、ベアリングレースの間には、こんなカタチのリングが入っております。

これがレースを圧入した時のストッパーになるのであります。

内側と外側、両方からレースを圧入し、ベアリングでクランクケースを挟むような構造です。

リングをハメる際にはちょっとしたコツがあるのですが、縮めてパチンです。

そもそも、ここのベアリングにオイルを行かせるためにレースの受け上部には穴が開いてるワケなんですが・・・




c0210640_21351854.jpg

これ向きがダメーーー!(笑)

レース入れたら穴が塞がっちゃいます。

オイルが行かないってのは、つまりアウトな状況です。

圧倒的な寿命の短さと、他の追随を許さない発熱量がエンジンを壊します・・・。






c0210640_21351958.jpg

んで、この向きが正解。

クランクケースの内側から、穴に入ったオイルが、スプロケットシャフトのベアリングを潤滑する仕組みです。

ケースに開いてる穴という穴は、絶対理由があって開いてるワケですので、

本当に気をつけないとイケマセン。

例えば年式違いのガスケットを使用して穴位置が異なったり、

液体ガスケットを塗布しすぎて穴が塞がったり。

かなりシビアに出るトコもありますので注意。





c0210640_21352055.jpg

そして今回1番に訴えたいのは、

こんな感じのベアリングレース抜きツール、「押さえくん」を使用していただきたいという事。

この「押さえくん」はボスの手作りですが、例えば変なとこ押さえてプレスで押すと、ケース破壊します。

いろんなブログで見ると思いますが、

「レースの鋳込みが動いちゃってますのでケース交換です・・・」的なやつ。

原因はこの辺にあります。







c0210640_21352175.jpg

反対側、ピニオンシャフト側のケースレースの交換でも、確実に抜く時、圧入する時のチカラが、弱いところにかからないような「押さえくん」を使って下さい。

どうしても交換に必要な、この場合で言うところの「レースを押す道具」に目が行きがちですが、

大切なのは段取りです。

アナタのそのワンプッシュが、大切なクランクケースを2度と使えないよう破壊してしまう原因にならないように。









c0210640_21352162.jpg

そして・・・

なかなか傷が消えないと思ったらクラックでした・・・

さすがにピストン割れるほど抱きついてたので、シリンダーにも相応のダメージがあったようです。

M様、シリンダー交換させてください・・・

またお電話させていただきます・・・

こういう報告って、キツイですよね。


めっっちゃ調子良くしますので。





[PR]
by lwe31x | 2014-10-29 22:43 | Information

Let's Packing!

c0210640_2191920.jpg

遠方よりオーバーホール依頼を受けましたシャベルヘッドであります。

大変お待たせしてしまい申し訳ございません。

完成したのですが、これを今度は梱包して送らなくてはなりません・・・

エンジン単体でご依頼頂く場合も多いリトルウイングでは、ちゃーんと梱包して送ってますよ、という件です(笑)




c0210640_2192061.jpg

ボスの木工。

何故か日曜大工というには些か大袈裟な道具が充実しているリトルウイング。

スライド丸鋸や、充電式インパクトドライバーなんかはサクサクと飛び出してきます。

レーザー墨出し機なんかも所有しております・・・

店舗はボスの手作りですので、その辺考慮しますと納得出来るのです。

器用です(笑)





c0210640_2192257.jpg

組み立ても最終段階に・・・

せっかく真心込めてリビルドしたエンジンが、運送されるときに破損したとあっては武士の名折れです。

振動や傾きにも対応出来るよう、しっかりと固定しつつ制作してゆきます。

たまたまその辺に居たお客さんにも手伝ってもらい・・・(笑)




c0210640_219213.jpg

と思ったら、たまたまその辺に居たバイブズのリホーさんでした・・

締め切り間際で若干の挙動不審さがありましたが、

工作機械を見ている時の目の輝きは本物です(笑)

リトルウイングにていろんなネタを仕入れて頂ければ光栄であります。




c0210640_219222.jpg

梱包完成!

ここでも筋肉量の多い、マッスルマスターUくんに運搬を手伝ってもらいます。

ひ弱なNoriは撮影とブログです(笑)

ここで運送会社には「重いのでよろしく」と連絡しておきましょう。

新人らしき運送屋が1人でエンジンを運ぼうとして、産まれたての仔鹿みたいになってるのを見た時、

どんな仕事も大変なんだなぁと、しみじみ感じたものです。

ご自分でエンジンの積み降ろしが可能なスキルをお持ちのお客様は、

一度お問い合わせ下さい。

南は九州北は青森、最近ではそんな感じでエンジン単体でのオーバーホールを受けさせて頂きました。

では引き続き、ガンガン直すぞーー!

[PR]
by lwe31x | 2014-10-28 22:09 | Information

Valve Guide.

c0210640_21414919.jpg

バルブガイド編!

ヘッドを温めて膨張させたら、バルブガイドを抜いて行きます。

抜けたらこの、「ガイド穴お掃除くん」を使って、穴を掃除。

例によって正式名称ではないので、そこんとこよろしくお願いします(笑)

ポート内のカーボンをブラストするなどして完全に除去しなければ、ゴミ引きずってヘッドそのものを傷める結果に。

慎重に行います。





c0210640_21415285.jpg

抜いたガイドは計測して、今まで入っていたバルブガイドの大きさを知ります。

そこからどれくらいのオーバーサイズで行けば良いのかを判断します。実際の計測、抜いた時の感触を元に、ヘッド側の穴が楕円になっていないか等もチェックするのです。

便利なもので、「0.001インチ径が大きなインテークバルブガイド」みたいなのが普通に売っております。

各種ラインナップされたオーバーサイズを駆使して入れ換えることになるのですが、中途半端に穴が拡大してしまっているものは、そこから更に研磨してサイズを合わせなければなりません。

キツくてもユルくてもダメ。

多くのバイク屋さんがこれを外注に投げるのは、ぶっちゃけこんなとこまで自分でやることのリスクや、多大なる経験値を要する職人のワザを習得するに至らないからであると思われます。

弊社がこれを自社で行うのは、「こだわり」と、「満足の行く仕上がり」、「耐久性」と「パフォーマンス」を欲するがゆえです。

時間掛かっちゃってゴメンナサイ。







c0210640_21415122.jpg

バルブガイド、売るほど在庫してます(笑)

国内の内燃機業者に外注すると、何も言わなければまずリン青銅などの金色したガイドをぶっ込まれて来ます。

そこに強力なステムシールをバチーンと被せて終了。

しかし、弊社が使用するガイド材と比べると・・・

抱き付きの危険性は低減するのでしょうが・・・

長い目で見れば、耐久性に差が出ます。





c0210640_21415156.jpg

っちゅうワケで加工。

シールを入れない場合、テーパーに削ってオイルを流し、オイル下がりを防ぎます。






c0210640_22225341.jpg

気合で秘孔の効果をも封じるラオウに対し、全ての攻撃を受け流す、いわばトキの拳です。

いきなり北斗の拳で例えましたが、これ以上にしっくり来る例えが見つかりません。





c0210640_21414936.jpg

最終的にはペーパー使って手で仕上げます。

しかし旋盤に咥えた材料に触れるのは非常に危険です。

良い子は真似しちゃダメ!


c0210640_22371892.jpg




かと言って触れているボスが悪い子なのかというと、そーいう事ではございません。





c0210640_21415012.jpg

これで安心です。

ちなみにこちらはエキゾースト側。

インテーク側はもう少しテーパーをキツくしますが、パンヘッドなんかの純正は、インテーク側のみテーパー加工にて、基本オイルを引っ張らないエキゾースト側に加工はされておりません。

もちろん、この時代の純正はステムシールも使っておりません。

多少の白煙を吹いたとしても、耐久性を重視してのことなのか・・・

わざわざオイルを保持するために内側にスパイラルが切ってあったり、当時はオイル下がり上等な雰囲気が伺えます。

それよりも、バルブステムの抱き付きを避けたかったのではないでしょうか。





c0210640_21415323.jpg

カーーンカーンと叩き込みます。

キツ過ぎず、ユル過ぎず。

アルミのヘッドは温めて膨張させておきます。

こうやってガイドが交換されてゆくワケですね。

あとはリーマー通してホーニングして、バルブステムとバルブガイドのクリアランスを調整します。

う~ん、職人のワザ、見たり!!

[PR]
by lwe31x | 2014-10-26 22:53 | Information

Clutch & Gear.

c0210640_2139696.jpg
みなさんこんばんは~~

土曜の夜だしハロウィン近いし、ボクもコスプレして六本木辺りに繰り出したい!

そうだ、メカニックのコスプレをしよう。

そして仕事中もなんかパーティー気分になるはずだ。そうに違いない。

というワケで、クラッチです(笑)

シャベルは乾式多板。でもプライマリーチェーンにかかったアツアツのエンジンオイルや、メインシャフトからクラッチハブのロックナット・シールを越えてきたミッションオイルによってドロドロになる運命なのです。

なのでたまに掃除してください。






c0210640_2139787.jpg

こちら、約1年前に掃除したK様のクラッチシェル。

キレイでメカニックにコスプレ中のNoriも少しビックリ。

クラッチハブのロックナットに付いてるシールを2連装にして、メインシャフトからクラッチのプッシュロッドを伝ってシェル内に侵入しようとするミッションオイルを、極力堰き止めているからという事も、キレイな理由のひとつ。

真ん中のとこから、明らかにミッションオイルが出てくる車両は、例えオープンプライマリーだとてクラッチはドロドロになるのです。

そこんとこ、よくチェックしましょう。





c0210640_2139894.jpg

で、今回はこちらのスタータードライブのギヤを換えます。

これは、スタータースイッチを押すとスターターリレーに通電し、待機していたバッテリー直の12Vがソレノイドを作動させ、スタータードライブのギヤをクラッチシェルの外周に付いたリングギヤに噛み込ませると同時にスターターモーターを回すという一連の動きが見えていると理解しやすいオハナシ。

このギヤ、クランキングさせる方向にはグッと噛むが、エンジンが掛かったら(スタータースイッチを離したら)スッと抜けて欲しいので、逆回転では空回りするギヤであります。

これが壊れるとどっちにも空回り。

「ビューーーン」とモーターは回れども、クランキングは致しません。




c0210640_2139972.jpg

シャフト抜いてバイスで挟んで、ここのナットは逆ネジです。

通常のネジで言うと「緩む方向」に回転するもんで、逆ネジになってないと緩んじゃうからです。

「全然緩まないぜ!!」ってのは、「締めてますよ」という可能性アリ。

ちなみに、クラッチハブのロックナットや、スプロケットを留めているナットも逆ネジ。

覚えておかないと、特にインパクト等を使用してガンガン行く場合は、ぶっ壊しかねません・・・




c0210640_21391064.jpg

Standardというブランド?のヘビーデューティーな奴に交換。

某メーカーのを使ってたんですけど、製造ラインが中国に変わった途端、シャフトが入らないという加工精度でボクに戦いを挑んで来たため、現在はこのメーカーを使用。

中国が悪いんじゃないです。

生産コストを下げようとした某メーカーが悪いのです。

使えないなら買う人は居なくなります。そーいうのを本末転倒と言う。

ちなみに、このギヤがキツくてハマりっぱなしになると、例の「スターター回りっぱなし事件」が起きます。

この時のテンパリ具合といえば、それはもう動画に撮ってインスタに上げたいくらいです。

原因は社外品のクラッチシェルに付いてるリングギヤにある場合が殆ど。こっちは悪く無いです。

リングギヤを削って対処します。スタータードライブに付く厚めの銅ワッシャーの加減や、そもそもプライマリーカバーの不良によりギヤが食い込み過ぎるってのもあったり・・・

あとは、ソレノイドの焼き付き。これはバッテリーが弱ってるのにシカトしてると起こりやすいです。単にソレノイド不良や寿命ってのもあり得ますが・・・

お電話ですと間違っちゃう事があるので、詳しくは診察させて下さいませ。




c0210640_21391144.jpg

突然のご来店。

「リトルウイング20周年」のお祝いを持ってきて頂きました。

感謝感激雨あられでございます。

H様、ありがとうございます。

11月1日で20週年を迎えるリトルウイングは、これからもますます向上してゆきたいと思う所存です。

毎日が勉強で、決して「極めた」とか「余裕」とか、そういう仕事でないのが魅力であり、キツいとこです。

ただただ、お客様の笑顔は、そのキツさを忘れさせてくれます。

これからも、リトルウイングエンジニアリングをどうぞよろしくお願いします。

[PR]
by lwe31x | 2014-10-25 23:27 | Information

Early Shovel.

c0210640_2302432.jpg

シャベルといえども立派な旧車感がある今日この頃。

しかも前期、アーリーシャベルともなれば、相当年季入ってるワケでして・・・

ロッカースタッドのブッコ抜けから各種クラック、プラグホールのネジ山損傷などチェック項目が山ほどあります。

エキゾーストのネジ山も、この機会に直しちゃいましょう。

永らくお待たせしており申し訳ありません。

S様、誠意オーバーホール中です。

・・・名前が(笑)




c0210640_2302567.jpg

バルブガイド抜きまして、新しいのを入れます。

材料やらシールの有無やらクリアランスやら、諸説あるようですが。

本日ボスとそんな話をしてたんですが、例えばバルブガイドを製作しようとした時に、

日本で普通に流通する材料は良くない、と。

本チャンで気合入れたモノを制作しようとした時、必要な材料は一般市民の間では流通しないようです。

となればアメリカから輸入することになるわけなんですが、モノによっては劇物扱いで持ち出し禁止とかもあり得ます。

ですので「製品」として売られている、つまりはV-Twinのカタログに載ってるガイドを発注するのです。

何のことやら?という感じですが、LWEにはLWEの経験と理論があり、それは日々向上して現在に至るのだという事。

材料選びから加工製作組付け調整、一式LWEにお任せください。

内燃機、外注に出しておりません。




c0210640_2302271.jpg

アーリーシャベルで書くの忘れてた事に気付いたんですが(笑)

オイルポンプのノックピン(ダウエルピン)、これ抜くの難儀するんですよ。

ケース温めて膨張させて、バイスプライヤーで引っこ抜こうとしますが、なかなかどうして。

しかしここで先日も登場した秘密兵器投入!(笑)





c0210640_2302059.jpg

スライディング・ハンマーが付いた、イージープーラー。

スコーン!スコーン!と気持ちが良いです。

これは買いですよマジで。

こんだけ宣伝してるんだからSnap-onさん何か下さい(笑)





c0210640_230226.jpg
やっぱ持つべきものは道具ですなぁ・・

例えば、とある作業。

みんなは2時間掛かるけど、ボクはこの道具使って30分で可能です。ってのが道具。

LWEの作業場はオープンです。

どうぞ、修理の様子を御覧下さい。

そして、修理されたバイクに乗って下さい。

安心して任せられるお店を、お客様の理想をカタチにするお店を。

目指して向上致します。とりあえずどんなもんか、お店で待ってまーす(笑)



[PR]
by lwe31x | 2014-10-24 23:56

The Combination.

c0210640_2133272.jpg
本日の作業としまして・・・

クランクケースは後期も後期のシャベル用でしたので、1340ccかなぁと思っておりましたトコロ。

クランクは初期も初期の1200ccストローク。

更にシリンダーが終了しており、新品に交換致します。





c0210640_2141487.jpg

ホイ。

仮組みでチェック。

こういうのをちゃんとやっとかないと怖いです。

変な組み合わせでも組めちゃうワケです。

先入観って怖いっすねぇ・・

よぉーくチェックして行きましょう!




c0210640_2141413.jpg

シャベルのカムシャフトにも前期後期があり、ブリーザーバルブギヤにもピニオンギヤにも前期と後期があるんであります。

間違えると物理的に組めなくなったりするんですが、万が一に備えてチェックチェック!

パッと見、メカニックは気づかなくてはイケマセン。

これが後期のケースとすると、中身を見て、「おや?」と思うのが正常。

ん~~

ムズカシイですね・・。





c0210640_2141589.jpg

そんなことを考えてたら、ジャンクかつ買い過ぎの昼飯(笑)

合計カロリーが、ここでは書けない数値に達しました。

いや、無性に焼きそばパンが食いたかったんですが、売ってないんだもの。

作るしか無いぜ!!(笑)

で、自分で突っ込みますけども、マヨネーズ1本買ってんじゃねえよ(笑)

ぜっ、全部は使いませんよ。





c0210640_2141621.jpg

新品の社外シリンダー&ピストンキット。

憧れの”STD"と刻印されたピストンを入れるチャンス!(笑)

今回ミリのボアゲージ使ってますが、ゼロのところがピストンと同径。

つまり、現在2/100mmシリンダーのが大きくなってるというコト。

このままでも一応ピストンは入るのですが、このまま組むと100%焼き付きます・・・

更にダミープレートをカマすと歪むので、おそらくダミー無しで加工されたであろうシリンダーは、この状態だと内径がなんかクニャクニャに曲がってます。

上の方は2/100mm、真ん中はもっと大きくて、下の方を測ると今度は小さい、といった具合に・・・

ダミー付けないとダメです。





c0210640_2141668.jpg

シャッコンシャッコンとホーニングして、5.5/100mm、ピストン径よりも大きくしました。

ダミープレートを規定トルクで取り付けての作業なので、組み付けた時に真っ直ぐになるのです。

社外シリンダーの方が歪みが大きいような気がしますが、弊社では普通に使用します。

リトルウイングにてボーリング・ホーニングしてますので、その辺の経験値は豊富でありますです。






c0210640_2141832.jpg

ピストンも前後重さを合わせます。

全部同じモンなんだから、同じ重さになってるんだろうと思いますが・・・

そーでもない(笑)

内側の強度的に問題ない場所をドリル等で削り取って、重い方を軽い方に合わせりゃOKっす。

ピッタリ同じ重さになりました。










c0210640_2141834.jpg

「おつかれさま!」

Iさん家のカワイイ犬。

もっとワシャワシャさせてくれえ!!(笑)




c0210640_2141998.jpg

バリが多すぎなピストントップもキレイにしてやって・・

磨きは軽量化と強度アップです。

ピストントップはカーボンが付きづらくなる効果も多少ありますです。





c0210640_2141937.jpg

もうちょい!!

お待たせしまして申し訳有りません。

調子良く致します!

[PR]
by lwe31x | 2014-10-23 22:45 | Information

1948y Indian Chief.

c0210640_082961.jpg

おイーーーーーース!

じゃあ各部詳細掲載させて頂きます。

この色、カッコイイなぁ・・






c0210640_083015.jpg

みなさんご存知の通り、1948年からヘッドライトが変わります。

こちら純正はシェイプがホンのチョット違う気が・・





c0210640_083047.jpg

こんばんはーー(笑)

リアル・インディアンは真ん中に縦線アリ。

合わせ目c0210640_083788.jpg
、色もこんな感じ。

ツルッと白っぽいのも出回ってますが、どうしても純正がイイ!という方はご参考までに。

真ん中縦線アリのリプレイスも出ておりますが・・・




c0210640_08311.jpg

1948年からはメータードライブギヤがフロントへと変わります。

ここ、中身はニューパーツ出ます。

ギヤが削れて回らなくなっているものが多いので、バラしてチェック!

リムも素晴らしい・・・







c0210640_083247.jpg



このスタッズのパターン、個人的に好きです。

1940年代のスタッズマニアにはたまらない品かと(笑)

しかし革って、長持ちするんですね。

ボクの革ジャンやらブーツやら、ちゃんとメンテしようと思いました・・・





c0210640_083322.jpg

とか言いつつ、シートは割れてます(笑)

バディシートは座るものなので、やはり劣化が激しいのであります。

しかしなんだこのカッコ良さは・・・






c0210640_083310.jpg

このミラー。

この留め方。

オシャレすぎて震えます。





c0210640_083416.jpg
多分、実走行。

メーターまわりも1948年から変更。

アンメーターが廃止され、警告灯に変わったのは、カットアウトからレギュレーターになったためッスかね。






c0210640_083533.jpg

アルミのオイルポンプは、中身の構造自体が別物。

これも1948年から。






c0210640_083620.jpg
で、ツールボックスから出てきたライセンスホルダー的なモノと、いつのか分からない鉛筆、

なんか不思議な匂いのする布(笑)

タイムカプセルっすか!!






c0210640_083788.jpg

これね、もう個人的に欲しいです(笑)

超カッコイイ!!

なんだよ・・

昔は「顔の付いたバイクなんて欲しくないぜ」と思ってたのに(笑)

乗ったらハマった。

バラして納得。

Indian、素晴らしいオートバイ。

こちらの極上車両、For Saleです!

[PR]
by lwe31x | 2014-10-22 23:59 | M/C For Sale

10th Anniversary.

c0210640_21265061.jpg

違うんス!お休み頂いて遊んでたワケじゃないんス!

というワケでみなさんお久し振りです。

10th Anniversaryのおめでたい日に、我々はHammer Sycleへと向かったのでありました。





c0210640_21265137.jpg

すげえなぁ・・

何でもあるよこのお店。

しかも広い。

う~ん・・・素晴らしい・・・





c0210640_2127177.jpg

という事で、お客様を含めたRunに参加させて頂き、

会場となるキャンプ場へ。

キャンプだからなぁ・・

メシはどうなんだろうなぁ・・

一抹の不安があったのは事実。

しかし。





c0210640_21265253.jpg

ウホッ!!

やっぱ凄いぜハマーサイクル!!




c0210640_21265390.jpg

しかも豚の丸焼きまで!

アタシ、こんなの初めて!

目が怖いんですけどね。




c0210640_21265490.jpg

で、ゴミを少なくってコトで、1人1つ渡されたコップには・・・

シェイキン清水様が直々に名前を入れてくれるという嬉しいイベント。

夜も更けた頃、シェイキン様に注がれたなんかすごい泡盛をコレで飲む事になるとは、この時点では知る由もないワケです(笑)





c0210640_21265597.jpg

なんだかグッと来る話アリ、笑えるエピソードあり、

宴は深夜まで続きました。





一夜明けて。




c0210640_2126575.jpg

ウホッウホッ。



c0210640_21265648.jpg

ウホウホッ。

ウホッ。

これ後で絶対怒られるな。

先輩、すみません。







c0210640_21265793.jpg

ウホッ。

ウホッ。



c0210640_21265813.jpg

ザ・テレビジョーン!

みなぎる野生のチカラ。

なんかもう、みんな怖い。

気軽に話し掛けづらいです。本当に(笑)





という事で、皆様本当にお疲れ様でした。

10年続けるというのは、全く以て簡単なことでは無いと思います。

ハマダ先輩の懐の深さと、支え共に歩んでいる仲間たちの素晴らしさ、改めて実感させて頂いた次第であります。

これからも共に直して直して直しまくりましょう。

10周年おめでとうございます!



c0210640_2127092.jpg

からの・・・

ようやく港に着きました、1948年式Indian "Chief"であります。

オリジナルペイント、ワンオーナーであります。

なんだよ一度見てみたいよというお客様、

お待ち申し上げております。





c0210640_2127193.jpg

カッコイイなぁ・・・

なんか、今まで自分がオリジナルだと思ってた部品が、これこっちがオリジナルかと思い知らされるオーラ。

つまりはIndianの社外品の精度が良いってことなんですけども(笑)

とにかく、一見の価値アリ!

今のところ、まだオーナー様は決まっておりません。

急げー!(笑)

今日は生憎のお天気でしたので、この車両については、後日Noriブログ内で特集でも組ませて頂きます。

ではでは、また明日~




[PR]
by lwe31x | 2014-10-21 23:10 | Information