2015年 02月 10日 ( 1 )

Lapping.

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コンロッド、ビッグエンドのラッピングでございます。

腰下腰下って皆さんが仰っておられるのは、ココの事です。

ここのベアリングがガタガタになってクランクピンにカジったりしますと、

「腰下オーバーホールだぁ・・」という事になるのですが・・・

このようにベアリングレースの径を広げ、オーバーサイズのベアリングを入れる事で修理完了とします。

国産とかトライアンフとかは、この辺がベアリングではなく、メタルというブッシュのようなもので構成されていますので、

ハーレーやインディアンほど簡単にオーバーサイズがどうのこうのという感じにはなりません。




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ハイ、マニュアルにも、このように同じ機械でホーニングせよとあります。

ここ、昔のマニュアルではラッピングアーバーという別の道具を旋盤なんかに咥えて作業する図が載ってるんですが、

新しめのマニュアルですと、こっちのホーニングマシーンが記載されています。

こっちのが早くて正確ということですね。

クランク単体で送って頂ければ、ビッグエンドのラッピングから芯出しまでやらせて頂きますです。




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で、例のごとくオーバーサイズを入れるとキツくなってしまうベアリングのケージ。

手作業で合わせます・・・。

こういうところを無理矢理しちゃうと、絶対返って来ますね。

大事なところはもちろん、全て丁寧に仕上げて組んでゆきます。




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ロッドも磨いて(笑)

誤解無きように書きますと、

コンロッドをバフったからといって、それが即効性のあるものではありません。

しかし、この研磨を初め、例えばピストンの重量合わせやピストントップのバフがけ、

キッチリとしたフライホイールのバランシングと芯出し、

更にはバルブスプリングセット長をシムを入れて均一にしたりするといった、

細か~いところの集合でエンジンは激変します。

ローマは1日にしてならず。千里の道も1歩から。塵も積もれば山となるのであります。




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番外編!(笑)

Nori愛用のラチェットハンドルであります。

Snap-onのラチェットハンドル欲しくて欲しくてたまらなかったハタチそこそこの頃・・

やっとゲットするも、更なる使いやすさを追求してカスタム・・・

これ、ラチェット3本を組み合わせて改造してあります。

幾らかかってるかとか、そーいうのは考えるのをヤメました(笑)




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この「握る」ことによって擦り減ったグリップが男のロマンです(笑)

最高の道具で、最高の仕事を。


バイクだろうがキャンプだろうが、釣りだろうが何だろうが、

多分、道具が好きなんです・・・。

更にまた、それを遺憾なく発揮できる場所を探しております。

ってなわけで従業員募集!!



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by lwe31x | 2015-02-10 22:24 | Information