2014年 07月 08日 ( 1 )

Head Gasket.

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アセチレンと酸素を混ぜた気体に火を点けまして、

両気体の混合比を変えることで、金属を溶かすほどの熱量を得ることができます。

建築現場なんかでも使われてますし、カスタム屋さんなんかでは必須アイテムの1つ。


しかし今回炙っておりますのはヘッドガスケット。

銅で出来ております。






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ゴーーっと音を立てて炎が上がります。

店の照明を落として作業してるのは、

炙りの加減が良く見えるように。

特にサイドバルブのヘッドガスケットは銅板で作られたモノが多いのですが・・・

この焼きなましをせずに組まれているものが殆ど。

一度金属を真っ赤になるまで熱して冷ますと、柔らかくなるんであります。






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このように発光するまで、つまりは熔解の一歩手前まで熱するのがコツ。

コレ以上炙ると、本当に溶けちゃいます。

こうして冷ました銅板は適度な柔らかさになり、ガスケットとしての密閉性を高めるのであります。

漏れないエンジンづくりには欠かせない作業です。






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新品ピカピカの状態からは一転して、何やら汚い感じになりましたが・・

こんな感じになって初めて使える代物へと変わるのです。

もちろん脱脂して、均等な圧を掛けてヘッドボルトを閉めて行きます。





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おっと、

ヘッド載せる前に、バルブのリフト量を計っておきましょう。

組んでからバルブがヘッドに当たるとか、そーいうのはシャレになりませんです・・

本当に軽~~くヒットしても、カンカンという音が鳴り響きますので気をつけて下さい。

さて、そろそろ火が入りますかね・・・


大きめの台風が接近しているようですが、皆様どうかお気をつけて・・・。

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by lwe31x | 2014-07-08 23:47 | Information