2014年 05月 27日 ( 1 )

Rods.

c0210640_0173283.jpg


ハイ、こんなバレル型のオイルタンク、付けてる方はいらっしゃいますか?

これアルミのは廃盤です。大事に使ってください。

ラバースタッド、通常3個ほどでマウントされてるこのオイルタンク、いくらアルミで軽いとはいえ、

度重なる振動でゴム割れるの必至。

割れたら交換、行ってみよーう!






c0210640_0173295.jpg

これ見えます?下の。

こんなの交換できないよ!

しかも割れちゃってるし。

なんだよ!なんだよもう!

と、ヤケにならずに頑張りましょう・・・(笑)

キホン、オイルラインまで全部外してオイルタンク取り外しってのも面倒なので。

出来ればそのまま交換したいんです。

や、やっぱ道具だよね・・







c0210640_0173312.jpg

「ダメ!次!」と繰り返すも、

やはり成功したのはSnap-onの倍力プライヤー。

咥えるチカラが違うぜ。


ホント、これは買いと思います。

ご参考になれば幸いです。






c0210640_0173412.jpg

そしてぇ、クランクケース割り。

この瞬間、なんか気持ちいいのは何故でしょう(笑)

スプロケットシャフト側はベアリングが圧入されてるので、プレスで押さねば外せません。

ピニオン側は、バラすついでにベアリングとレースのクリアランスをチェックしちゃいましょう!

ここ緩いとコツコツ大きな音がするエンジンになります。





c0210640_0173550.jpg

スプロケットシャフト側もプレスで抜いたら、そのまま芯出し台へ。

これは今までどういう状態で組まれていたのかを知るためです。

今、この状態で芯が出てないとすれば・・・

バラして組み直しても芯が出ない可能性がある、と。

原因を追求せねばなりますまい。

しかしこの車両はバッチリ。

バラして組んでも希望がもてます。

銅ハンマーでぶっ叩いたりシャコ万で挟んだりして芯を出して行くのですが・・

最低でも振れは5/100mm以内に入れたいトコです。

これが少ないほど、ブン回した時に安定するワケですね(バランスがちゃんと取れてる前提)。






c0210640_0173616.jpg

ちなみにこのコンロッド。

シャベルだけで3種類。

これは1番後期でカタチが違います。

前期1200ccのナックル&パンヘッドと共用のタイプと、

1340cc用に作られたチョイ短い低圧縮タイプ(これは後期1200ccにも使われているので、正直後期1200ccは前期に比べ圧縮がちょっと低いのです)。

最後にもうEvoなタイプ。

ん~~

いろいろあるんですね。

ちなみに、同じフライホイールにてロッドの長さが変わっても、ストロークは変わりませんので排気量は同じです。

圧縮比が変わってきます。






c0210640_0173766.jpg

そしてそして、一番おっかない部分をチェック。



まずはストーブでガンガン温めます。

かなり温めると・・・・


稀にピニオンシャフトのベアリング・レースがハマっている部分、これはケースに鋳込まれてるんですが・・・


これが動いちゃうものがあるのでありまして・・・

そっ、その場合は・・

ちょっと修理困難。

ケース交換の兆し、です。だいたいレースが交換されてるヤツとかは危ない感じが。

直そうとして壊されてるモノ、多数。






c0210640_0173899.jpg

ここんとこから油がジワーっと出て、

コクコクと動くようならアウト。


気付かずに組まれてるモノ多いです。

謎のタペット音みたいな感じで音も出ますし、

何よりここがガタだとまともに回りません。

よぉ~~くチェックすべき箇所ですのでお忘れなく・・・。

このケースは大丈夫でした。

ホッとする瞬間です。

ではではまた。

[PR]
by lwe31x | 2014-05-27 23:17 | Information