2013年 04月 24日 ( 1 )

What Is The Repair?

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シリンダーのフィン欠け。

目立つトコロだと、どうしても修理したくなる不思議な部位であります。

「逆に表面積増えんじゃね?」とか突っ込まれようが、直したいものは直したい!

本日は、そんなお話。

下らない話しながら、サクサクと直してゆくボスを見ると、

やはりスゴイな、と思いますです。




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ビーーーーッと溶接で盛って行きます。

予めシリンダーはガンガン温めてあります。

故にLWE、夏でもストーブ必須。

真冬に半袖短パンの子供はよく見ますが、夏にストーブはあまり見ません・・・。



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更に盛ります。

ってこれ簡単に文章で書いてますけども、非常に難しいです。

鉄の鋳物の溶接が出来なくとも、古いハーレーは直せるのでしょうか。

答えは「直せない」と。声を大にして言いたいのであります。

ぶっちゃけフィンなんかはどーでもいいんです(笑)走るためには。

調子良く走るために必要な、様々な修理の技術。

それが、こういった「見た目」の部分でも生きてくる、と。




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これくらい盛ったら、あとは整形です。

美術の成績、良かったですか?(笑)

3次元でカタチを作るのって難しいですよね。

今回この盛ってるところは完全に欠けていて、カケラも紛失してる状態なワケですので・・・

完全に無いものを作る作業です。




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おお!

俺のシリンダーがッ!!

すいません、ボクのじゃないんですけども、素敵です。

これ黒く塗ったらわからなくなっちゃいますぜ。

欠けててショックなシリンダーも、蘇るのであります。



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素晴らしい出来に驚愕。

フィンなんて欠けてても、機能すべき部位の程度が良ければいいんです。

修理のご依頼は、LWEまで。




自社でどこまでやるのかってのは、葛藤とプライドとポリシーと、更にはお金と時間と設備を秤にかけて、

プラス技術が伴ってこその苦悩。

最近、内燃機屋を抱き込んで「自社で全てやってます」的なお店が増えてますが。

結果、その店のボスが全てをこなせないのであれば、外注に出してるのと変わらないのだと思っちゃうのです。


1から10まで出来る人間が出す外注と、出来ない人が丸投げでお願いする外注。

結果オーライ調子良ければ全て良し、なんですが・・・。

違いますよね。膨大なデータと経験値。内燃機屋は買えても、金じゃ買えないモノがあります。



Not hidden But ridden.

先生のサンビームのフェンダーに走り書きされたそれを、ふと思い出すことがあります。

走りたいから、直すための手段を、貪欲に探しているバイク乗りがいます。

リプレイスのパーツなんか存在しない世界で走り続ける人達が居て、ギヤまで作って走る姿を見てボクは、

情熱っつーモンについてまた、考えさせられるのでありました。
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by lwe31x | 2013-04-24 23:21 | Information