2012年 11月 27日 ( 1 )

Material.

カスタム車両の製作には

鉄やらアルミやらの材料が必要です。

エンジン内部の部品では無いので、必要以上に強度を求めた材料は要らないのですが・・・

「板を切り出す」「炙って曲げる」などの加工が必要なのと、

何より命を預けるオートバイの部品ということですので・・・。

「厚み」や「溶接方法」による部品の安全性が求められるところです。



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デカ過ぎるので、加工しやすい大きさに切ります(笑)

サンダーでは「金の卵」を何枚使うかわからないので、(金の卵はサンダーの刃の商品名です)

酸素使って溶断溶断ンン!!






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要は「溶かして液体にした金属を、吹き飛ばしてカットする」の図。

別にブログに載せるほどの高等技術ではないのですが。

画がキレイなので載せときます。

ボスは鼻歌混じりです。




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ハイ、使いやすい大きさにカットできました。

ちなみに、6mmの鉄板です。





という事で気になるシリーズ。

浅間ピストン様より、勝手にパクってきました。
ピストンはこうやって作られるんですね。

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・・・・・ん~。



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えっ?ちょっ、コレ、全然わかんない(笑)
おばさんがリングまでハメて出荷するのですね?
ん~・・「ガガッ」とか「ザッ」とかじゃ・・・。
そこ一番知りたいトコなんですけど・・・・。
勝手にパクって来て、ナンなんですけどもね。





要は、皆さんが使っている「フツーのピストン」は、このような「鋳造」のタイプ。
対して、ワイセコなんかに代表される、「鍛造」ピストンがあります。

「型に流して冷やす」鋳造と、「型に入れた後、何トンもの圧力を掛けて押し出す」鍛造というのが、製造行程の違い。

「どっちがいいの?鍛造でしょ?」という質問が多い気がするので・・・


「鋳造」ピストン。長所と短所。

☆大量生産に向いているので、鍛造より安い。

☆高圧鋳造などで、最近では鍛造のような強度を持たせる事も可能になった。

☆鍛造に比べて、ピストンクリアランスを小さく出来る。

★圧縮バリバリに上げて、レース用燃料などを使うシチュエーションでは、強度的に不満。

★「ボクのはワイセコだから」というハッタリが効かない。


「鍛造」ピストン。長所と短所。

☆強度があるので軽く出来る。

☆強度があるので、鋳造よりも更に高圧縮のピストントップ形状へと加工可能。

☆「鍛造ですけど、何か?」的なハッタリが効く(効くのか?)

★「軽く出来る」とか言ってるけども、特にハーレーのは量ってみるとそれほど軽くないと、思う。

★「強度がある」イコール「密度が高い」という事で「熱による膨張率」が大きい。
 ゆえに、鋳造よりも冷間時のピストンクリアランスを大きくしなければならない。
 という事は、暖機運転をしっかりしないと、「クリアランスでかい」という事で、
 オイル上がったり音が出たり。ちゃんと暖気しないと最悪ピストンが抱きついたりする。

ハイ。
「良い子は鋳造で」。というお話でした。
近所の目を気にしながら暖気もそこそこに、
休みの日にツーリングへと出かける僕らが・・・。

わざわざリスク背負って鍛造ピストンを入れる必要性が無い、と。

「それでもオレは、速くしたいんだ」というお客様には、バキバキにハイコンプな鍛造ピストンを入れて差し上げます。
壊しても、泣かないように(笑)

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by lwe31x | 2012-11-27 23:15 | Information