2012年 10月 23日 ( 1 )

Training Of Welding.

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技能向上のため、

自動車整備振興会の二輪自動車支部様が主催する研修会があるとの事。

本日は川崎にある日本溶接技術センターまで行って参りました。

意外と大きな建物に(失礼)ちょっとだけ面食らいながらも、到着です。

途中ソープランド街に迷い込み、

iPhoneのマップは信用出来ないと肝に銘じます。




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ここは日本溶接構造専門学校という、

日本でも唯一の溶接と非破壊検査を対象とした・・・

まぁ、なんかすごい学校が付属校として入っているようです。

弊社は自動車整備振興会に属する、「認証工場」として認可された工場ですので、

資格を持った代表者が監督する限り、本来作業員に資格は必要ありません。

今回は、資格を持ったボスの「勉強してきなさい」という有り難いお言葉により、

研修に参加する運びとなりました。ありがとうございます。





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まず出迎えてくれたのが、なんというか。

日本溶接構造専門学校のイメージキャラクター。

最近、募集によって名前が決まったようで・・・

「きずな」ちゃんだそうです。

萌え。



日本のこういうところ、僕は意外と好きです。





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大きな喫煙所(窓開放型で空気清浄機のみの窓無しでない)は、

大きな魅力の1つ。

外は条例で路上喫煙が禁止されており、

ここでしか喫煙出来ません。

お天道さまの下でタバコ吸って何が悪いんだとか、

そーいうのは今回伏せておきます・・・(笑)




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そして何と!

ミルクティーが100円です!

これは良心的。

「アイツ、なんか自販機撮ってるぞ」みたいな視線を感じましたが、

全然OKです。

この喜びを誰かに伝えたい気持ちが、それに勝ります。

オマエ何しに行ったんだ的な声が聞こえそうなので、次。




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午前中は座学。

大学生時代は、寝るどころか授業にすら出ない子でしたが、

今回は気合を入れて座学に望みます。

ここぞとばかりに質問してきました。

技能的な部分は元より、安全、衛生面での講義が役に立ったと感じます。

しかし、こういうの、久しぶりで新鮮でした。




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午後は技能講習。

「ハイ、電源入れますよ~」

先生はこの道40年の大先生との事。

オレがまだ親父の金玉にすら存在していない頃から、

既に溶接をしていたというのは、もの凄い事ですね。



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半自動だけでなく、

もちろんTig溶接の機械もあります。

機械が並ぶ様は、「学校」という感じで気分が高まります。




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なんか凄そうな機械もありました。

軽く手が震えます。




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こんな感じで、バリバリーと技能研修開始。

これは知らない方です。

横から先生が、詳しく教えてくれます。

経験者ですが、「そうなの!?」と、

「なるほど!」がたくさん飛び出します。




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こういうジグ、なんか良いです。

学生さんが作ったんでしょうか?




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最終的に「T」字に溶接した板をプレスで曲げ、

折れた断面にどの程度のブローホールがあるかを確認してみます。

ブローホールってのは気孔欠陥という事で、

鋼材に付着した水分、塗装、油などの汚れによって、小さな気泡が出来る事です。

外見はちゃんと付いていても、中はサクサク、壊れやすいという状態。

更に、鉄にはC(炭素)Si(ケイ素)Mn(マンガン)S(硫黄)P(リン)などが含有されており、(これを5元素という)

きちんとした条件下で溶接をしないと、

溶けている最中にこれらが化学反応を起こすことがあります。

するとCO(一酸化炭素)やH2S(硫化水素)などの気体を発し、

これらもブローホールの原因になります。




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こういう感じで少しブローホールがありますね。

でもしっかり付いてますよ。

という具合に解説を頂き、本日の研修は終了しました。

こういった強度計測の試験機や、

X線でブローホールなどの欠陥を破壊せずにチェックする機械等、

製品の実用可否を検査出来る設備も素晴らしいです。






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ひん曲がっても剥離しないくらい、ちゃんと付いてました(笑)

1人ずつプレスで曲げられるので、ちょっとドキドキです(笑)

ほとんどの方がキチンと付いてましたが、

鋼材の厚みが増すと難しいのではないかと感じます。

最後に研修修了書も頂き、

非常にお勉強になった1日でありました。

ありがとうございます。

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by lwe31x | 2012-10-23 21:01 | Information