2012年 08月 22日 ( 1 )

Leak Down Tester.

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何故あれに乗るのかって?

いい質問だ。






乗る事に、意義がある。





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「あれ」っつってもコレじゃないよ。

いい質問だ。







というワケで。

最近すごく多いのが、タペット調整の質問。

要はプッシュロッドの調整です。

まずは自分のバイクが、

どんな方式でタペットクリアランスを保っているのかを知ってください。

油圧なのか、ソリッドなのか。

こればっかりは現物見て確認するしか無いのですが・・

Evolutionは基本油圧だと思ってください。

今回は、エボのアジャスタブル・プッシュロッドのハナシ。
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まずはフロントから行きましょう。

バルブが吸気、排気共に閉まるトコロを出します。

プラグを外して後輪をジャッキアップし、ギアをトップに入れます。

プッシュロッド・カバーを外し、後輪を進行方向に回せば、ギアが入っているのでクランキングし、プッシュロッドが動くはずです。

インテークのプッシュロッドが上がり、ロッカーアームを介してバルブを開けます。

もうチョイ回せば、プッシュロッドが降り、インテーク・バルブが閉まります。

「インテークのプッシュロッドが、上がって下がりきったところ、からほんのチョイ進め」が、

吸気及び排気バルブが閉まっている所、です。

間違ってはいけないのは、この場所でエキゾースト(排気側)も調整するという事。

エキゾースト側のプッシュロッドが上がって、下がったトコロは、

オーバーラップでインテークが開いている場合があります。

ここでインテークを調整してはいけません。




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ここで登場。

リークダウン・テスター。





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装置解説・・・。

プラグホールからエアを送ります。

両方のバルブが閉まっている、かつバルブとシートの状態が良好であれば、空気は行き場を失い、燃焼室内の圧が上がります。

これを数字で見られるわけです。

エボの油圧ユニットは、オイルが入った状態でテンションをかけると、規定値になるまで時間をかけてゆっくりと縮みます。

これを「ブリードさせる」と言うのですが・・。

オイルがゆっくり抜けて行き、開いていたバルブがゆっくりと閉まって行くワケです。

少しずつプッシュロッドを延ばして行き、これ以上縮まない限界、つまりバルブが開きっ放しになる少し手前に調整します。


ここが正解の調整値です。

時間がかかりますが、ゆっくり焦らずに。

調整し終えたら、何度かクランキングして、再度チェック。

エボの純正プッシュロッドは長さが調整出来ないので、ゆっくりオイルを抜きながら組み込んで終了ですが、ハイカムの組み込み等でアジャスタブルのプッシュロッドを使う場合、リークダウン・テスターは必須だと思います。

テキトーにやっても調子良くはなりません。


ちなみに、「僕のバイク、圧縮抜けてる?」というヒトのチェックにもつかえます。もちろん。

電話じゃナンなんで、とりあえず遊びに来て下さい(笑)

わからないヒトは、自分で調整しちゃダメですよ。


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by lwe31x | 2012-08-22 21:38 | Information