Shovel Head.

c0210640_1949823.jpg


なんだよもうなんで潰れてんの?

と気になって仕方なく。

アメリカから持ってきてエンジン開けてない車両でしたので・・・





c0210640_19491046.jpg

いろいろチェックしたく、ヘッド降ろさせて頂きました。

シャベルのヘッドをサクサクとバラしてる時、結構好きです(笑)

ヘッドボルトの締まり具合や、ガスケットの状態、

ロッカーボックスの面やらロッカーアームのスラスト、ブッシュ、

どんな人がどんな感じで組んだのかがバレてしまう瞬間です。

真実はいつもひとつ!

カラダはおじさん、中身は子ども。名探偵逆コナンです。




c0210640_19491175.jpg

最近ボスが新調していたステムシールのプーラーを、こっそり使ってみる。

なんだこれは!

すげえ使いやすいじゃないか・・・

しかし、ここに隠された重大なヒントを見過ごしてはいけない。

このままではオイル下がりで白煙モクモクも時間の問題だったようです。

答えは画像にバッチリ写ってるのですが・・・

詳細は後ほど。





c0210640_19491279.jpg

そんなにカーボンも堆積してなかったので、

軽くキレイにして各部をチェック。

組まれてからそんなに時間は経っていない模様。

どのくらいの走行を重ねたのか、なんとなく分かります。

故に、やるべきところも見えてきます。

ご自分でバラされる方は、バラす時こそ重要と心に留めてください。




c0210640_19491147.jpg

シートの当たりを見つつ、シートカットが必要なのか、バルブガイドは入れ換える必要があるのか、

その辺を判断します。

そりゃあ全部新品にするのも手ですが、何と言っても大事なのはバランス。

一箇所だけキチッとしても、調子が良くなるとは限らないのが怖いところ。

古さゆえに個性みたいなモノが出ているのも事実。

機械を擬人化したくは無いのですが、そのエンジンに合った修理とメンテナンスが必要な事もあります。

なんでもかんでも新品にすれば良いってもんじゃないのも、また楽しい作業であり毎日が勉強です。





c0210640_1949986.jpg

で、エンジンと関係無いんですが・・・

スタックしがちなキックギヤ、バラしてみたら粉砕してました・・・

これじゃあ戻らなくなるよね・・・

これも製品の不良なんでしょうか?

相方のギヤのカドを丸める等して、出来る限り引っ掛かりや無理なチカラが掛かるのを抑えたいものなんですが。

どうも最近。

部品の精度や強度が落ちてる気がしてなりません。

若干お値段が張っても、重要な部品にはこだわりたいものです。

明日は細かい部分を。

ご自分でレストアされている方にも、目から鱗なブログになるよう頑張ります~













もろもろのイベントが終わり家路に着く。

最近イベント続きでお店を閉めることもあり、正直スケジュール通りに行かないストレスみたいなものがあったと思う。

普段はあまりテレビを観る方では無いのだが、なんとなく、その日はテレビの電源を入れた。

すぐに見たことある顔が映し出され、僕は、

「川上くんじゃん」と声に出してしまった。

中学の同級生、川上のトシくんが、ユニクロのCMに出ている。

25年近く会っていない彼は、しかし25年前と同じ髪型で、ちょっと強引に言えば同じ顔で、

同じようにどこか遠くを見つめてコメントしている。

僕らの中学には「応援団」なる、部活動ではないがしかし部活動を応援するための団体が設立されており、

代々強面の先輩たちが力強く声を上げ、大切な大会を控えた部活動を激励した。

さっきまで小学生だった僕らには、まるで大人のような先輩たちが眩しく映り、憧れたものだった。

更に、毎年行われる体育祭と文化祭が「応援団」の見せ場であったのだが、文化祭ではいつもと違った一面を見せる。

普段は硬派な先輩が、文化祭のみ、コント的な出し物を行うのだ。

そのギャップに全校生徒は腹を抱えて笑い、校長の頭髪についてをネタにしたコントでは、先生方が苦笑する。

そんな先輩に憧れ、僕もトシくんも、応援団に入った。

夢は長距離トラックの運チャンだと語った、当時からパンチパーマっぽかったヤッくん、16の時に死んじゃったアイちゃん。

なんかキャラの濃いミヤコシとか、大学入ってなんかチャラくなっちゃったジュンも、なんかガリガリだったアサミッチャンも、応援団だった。

3年になり、あの時憧れた先輩には遠く及びもしないが、しかし憧れのステージで、僕らはバカになった。

ネタは、ほとんど僕とトシくんが作った。

生徒会長のワタナベくんにネタ見せをしてはボツを食らい、毎晩深夜まで頑張ったものだ。


人前に出てライトを浴びる気持ち良さ、大声をあげて、こっちを向かせる快感に、多分僕らはその辺から目覚めたんだと思う。


ハタチを過ぎた頃、落語家になるために頑張っているらしいという、風の噂を聞いた。

いろんな夢を追っかけては諦め、今は工具を握り違う夢を見る僕が見たのは、25年前と同じ髪型で、ちょっと強引に言えば同じ顔で、同じようにどこか遠くを見つめてコメントしているトシくんだった。

春風亭一之輔という名で、なんだか貫禄がある。

そこへ至るまでの苦労がどうとか、きっと男はそんなもん気にしないんだ。

今の顔が、全てを物語ってる気がした。

要は、勇気づけられて、励まされた。勝手に。

「ちょっと待ってぇ~」と、遅れてズボンを上げつつトイレから登場したトシくんが、一体どんな噺をするのか、とても気になった。
[PR]
by lwe31x | 2014-11-25 23:36 | Information
<< I Don't Lik... 1st Year Memori... >>