Clutch & Gear.

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みなさんこんばんは~~

土曜の夜だしハロウィン近いし、ボクもコスプレして六本木辺りに繰り出したい!

そうだ、メカニックのコスプレをしよう。

そして仕事中もなんかパーティー気分になるはずだ。そうに違いない。

というワケで、クラッチです(笑)

シャベルは乾式多板。でもプライマリーチェーンにかかったアツアツのエンジンオイルや、メインシャフトからクラッチハブのロックナット・シールを越えてきたミッションオイルによってドロドロになる運命なのです。

なのでたまに掃除してください。






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こちら、約1年前に掃除したK様のクラッチシェル。

キレイでメカニックにコスプレ中のNoriも少しビックリ。

クラッチハブのロックナットに付いてるシールを2連装にして、メインシャフトからクラッチのプッシュロッドを伝ってシェル内に侵入しようとするミッションオイルを、極力堰き止めているからという事も、キレイな理由のひとつ。

真ん中のとこから、明らかにミッションオイルが出てくる車両は、例えオープンプライマリーだとてクラッチはドロドロになるのです。

そこんとこ、よくチェックしましょう。





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で、今回はこちらのスタータードライブのギヤを換えます。

これは、スタータースイッチを押すとスターターリレーに通電し、待機していたバッテリー直の12Vがソレノイドを作動させ、スタータードライブのギヤをクラッチシェルの外周に付いたリングギヤに噛み込ませると同時にスターターモーターを回すという一連の動きが見えていると理解しやすいオハナシ。

このギヤ、クランキングさせる方向にはグッと噛むが、エンジンが掛かったら(スタータースイッチを離したら)スッと抜けて欲しいので、逆回転では空回りするギヤであります。

これが壊れるとどっちにも空回り。

「ビューーーン」とモーターは回れども、クランキングは致しません。




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シャフト抜いてバイスで挟んで、ここのナットは逆ネジです。

通常のネジで言うと「緩む方向」に回転するもんで、逆ネジになってないと緩んじゃうからです。

「全然緩まないぜ!!」ってのは、「締めてますよ」という可能性アリ。

ちなみに、クラッチハブのロックナットや、スプロケットを留めているナットも逆ネジ。

覚えておかないと、特にインパクト等を使用してガンガン行く場合は、ぶっ壊しかねません・・・




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Standardというブランド?のヘビーデューティーな奴に交換。

某メーカーのを使ってたんですけど、製造ラインが中国に変わった途端、シャフトが入らないという加工精度でボクに戦いを挑んで来たため、現在はこのメーカーを使用。

中国が悪いんじゃないです。

生産コストを下げようとした某メーカーが悪いのです。

使えないなら買う人は居なくなります。そーいうのを本末転倒と言う。

ちなみに、このギヤがキツくてハマりっぱなしになると、例の「スターター回りっぱなし事件」が起きます。

この時のテンパリ具合といえば、それはもう動画に撮ってインスタに上げたいくらいです。

原因は社外品のクラッチシェルに付いてるリングギヤにある場合が殆ど。こっちは悪く無いです。

リングギヤを削って対処します。スタータードライブに付く厚めの銅ワッシャーの加減や、そもそもプライマリーカバーの不良によりギヤが食い込み過ぎるってのもあったり・・・

あとは、ソレノイドの焼き付き。これはバッテリーが弱ってるのにシカトしてると起こりやすいです。単にソレノイド不良や寿命ってのもあり得ますが・・・

お電話ですと間違っちゃう事があるので、詳しくは診察させて下さいませ。




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突然のご来店。

「リトルウイング20周年」のお祝いを持ってきて頂きました。

感謝感激雨あられでございます。

H様、ありがとうございます。

11月1日で20週年を迎えるリトルウイングは、これからもますます向上してゆきたいと思う所存です。

毎日が勉強で、決して「極めた」とか「余裕」とか、そういう仕事でないのが魅力であり、キツいとこです。

ただただ、お客様の笑顔は、そのキツさを忘れさせてくれます。

これからも、リトルウイングエンジニアリングをどうぞよろしくお願いします。

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by lwe31x | 2014-10-25 23:27 | Information
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