Petromax.

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どうも。

最近エロメンが気になって仕方ない木原です。

帰り道に作曲したエロメンの歌、鼻歌まじりで帰宅しますと、電気が点かない。

まずは愛機、「Petromax」のオイルランタンに火を灯します。

大都会、東京。都会の喧騒を忘れ、しばしランタンの火のぬくもりを感じます。

からの、ソッコーで郵便受けを漁る。

クッ、ペトロマックス暗い!!

やっとこさ見つけた東京電力さんからの郵便物。

引っ越したばかりで、以前の家の支払いとゴチャゴチャになり・・確か全部払ったんだけどなぁ・・

で、2,000円ほどの料金が未納なので止めます、と書いてある。

マジか!バカじゃないの!?書き置きしねぇで連絡しろよ!(笑)

おまっ、そんなんすぐ払ってやるぜ!

「只今大田区は大変混み合っておりまして、送電の再開は3時間以内に・・・」

マジか・・・

まぁ、万が一ガス止められてもColemanやらOptimusやらのキャンピングストーブで煮炊き出来るし、

12時過ぎまでやってる銭湯もあるし。

俺、全然平気っす。

ああっ!!ノートPCのバッテリーが!!

じゅっ、充電出来ない・・・!!

たすけて!たすけてーー!!








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というワケで、計1937件の車・オートバイカテゴリのエキサイト・ブログで、いつの間にか10位台をキープしているLWE・Nori-BLOGへようこそ。

これも一重に皆様のお陰であります。

朝のトイレや通勤後のトイレで見ています。とのお便りを多数頂き、

「もうなんか怖いからアクセス数とか見ない」を貫き始めた今日このごろ。

本日はクランクな感じでお届け致します。

こちら、フライホイールを乗っける台です。

無駄にカッコイイのはアメリカ製だからだと信じて止みません。

でもこの会社、最近なくなっちゃったとか何とか・・・。











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こんな感じで乗っけまーす!

真ん中にピニオンorスプロケットシャフト、下が欠けてんのはクランクピンを逃げるためなんですね。

フライホイールの2つの穴は、これに乗っけて固定する為だとは。

なるほど~。






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シャフト付けます!

まずはフキフキとキレイにしますです。

ここに「はめ合い」のロックタイトとか塗布する馬鹿者が居るのですが、

取れなくなるから止めてください(笑)

そんなんしなくても緩みません・・

ガタガタになっちゃうとしたら、テーパーがおかしくなってるので・・

最悪フライホイールの交換をお勧めします・・。







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ほい、これキーに合わせて挿入すれば、この穴がピタリと合うはずなのです。

こういう「オイル経路」を確認しながら組まないと、

焼き付いた後に「なんでだろ~」となってしまいます。

オイルタンク→オイルポンプと来たオイルは、カムカバーを経由してこのピニオンシャフトの穴に入って来ます。








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こっから入る大事なオイル。

脳へ送られるフレッシュな血液に似ています。

この流れが遮られれば、いわゆる脳死です。

ビッグエンド焼き付いてクランクケースを割るハメに。

更にはピストンなんかもカジッちゃって・・・。

怖いっす。







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エア吹いて確認。

クチで吹いてもいいのですが、見た目的にアレなのでバイク屋さんは圧搾空気を送り込みます。




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ちゃんとココの穴、クランクピンの入るテーパーから空気出て来ましたか?

年式でピニオンシャフトのサイドから先端にオイル経路が変更になっているので注意して下さい。

加工穴を塞ぐ皿ネジがブッ込まれている年式もありますので、忘れないよう注意です。






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すると、こんなふうにクランクピンを通ってビッグエンドのベアリングを潤滑する仕組み。

潤滑したオイルはクランクケースに溜まった後にフライホイールに掻き上げられ、ブリーザーホールからカムまわりを潤滑してオイルポンプへと戻ります。

つまり、ここで発生した金属片及びスラッジは、ダイレクトにオイルポンプへと運ばれるワケで・・

全てが終わった後に、オイルフィルターで濾されてオイルタンクに戻るのです・・。

フィルター付いてても・・なんか。後の祭り的な。







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純正タイプはこの穴が1つ。

対策品として穴が2つのものや3つのものがあるのですが・・

確かにリヤのコンロッドは2本またぎのカタチをしてますので、穴が3個の方が良さげです・・

しかし。

圧力一定で穴3つ、では・・・

1つの穴に対して各々の穴から出るオイルの圧は下がってしまうのでは無いでしょうか?

もちろん、同じ大きさの穴が3個開いてるワケではなく、もっと小さい穴が3個ないし2個なのですが。

しかしここの油圧が下がるという事は、ロッカーへと登っていくオイルの圧力も下がるという事。

逆もまた然りで、ロッカーホルダーの面が甘く、脇からオイルが抜けてるような状態では油圧が下がります。

穴の開いてるストローでジュース飲むのと同じですね。

色んな所の油圧が、上手い事バランス取ってるのがパンヘッド。

穴が多けりゃOKってのは早合点という事です。







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こんな感じでブシャァァ!と潤滑します。




で、ピニオン&スプロケットシャフトを取り付けてゆくのですが・・・

ナットの締め加減はちゃんとマニュアルに記載されています。

鵜呑みにするとダメージを受ける場合があるマニュアル値ですが、

交通事情もオイルの性能も違う現代のトーキョー。

LWEでは経験にのっとりまして、数値を変えたりもしております。






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マニュアル値は、シャフト系のナットは100フットポンド。

クランクピンのナットは175フットポンド。

このようにft·lbf(フットポンド)表記のトルクレンチがあると、マニュアル見ながら作業するのは便利ですね。

最近はインチの計測機器と同じく、フットポンドは使われなくなっています。







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このMACのトルクレンチ、ニュートンメーター表記もされており、換算が楽チンです。

ちなみに、1ft·lbf=1.3558N·mです。

これはもう暗記して下さい(笑)







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おりゃあ!!

撮影のため片手ですが、ちゃんと左手でトルクレンチのヘッドとナット抑えましょうね・・






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はみ出しちゃった「耐熱・高強度のロックタイト」は、ちゃんと拭き取りましょう。

余計なとこに付くと、余計なトラブルに見舞われます・・・。






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あとはロックタブを付ける、と。

裏っ返しても上手い事行かない場合は、チョイ締めるなどして帳尻合わせてくださいませ。

では、クランクピン編へと、つづく。で。

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by lwe31x | 2014-03-05 22:29 | Tech
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