Magnetos.

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マグネットの調整について、お電話等でのお問い合わせが多いのであります。

ブログにも同様の検索で飛んでいらっしゃる方が非常に多く、みなさん苦労してるんだろうなぁと。

シャベルだろうがパンだろうが、まず知らなきゃいけないのは、

「フルアドバンス固定」という事であります。

最大進角。

常に全開走行に対応したタイミングで火花を飛ばしているため、もちろんエンジンをかけようとすればキックペダルがガーンと戻ってきて「痛ッ」ってなるんで御座います。

「痛ッ」とならないためには思い切り踏み抜くしか無いのですが、このエンジン始動の難しさこそがマグネット点火の醍醐味(?)だったりするのです。

通常エンジン始動時には手動進角であっても自動進角であっても、点火タイミングを最大よりも少し遅くしているワケですね。

そうでないと、キックなんかのクランキングスピードでは鼻毛がそよぐぐらい遅いのです。

これをかかりやすいように、と遅くし、そのまま乗ってる方がいらっしゃるようで・・・

吹けないでしょ・・・エンジン。

熱くならないですか?エンジン。

飾りじゃないのよマグネットは、という事で、何より先にフルアドバンス固定。





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で、知ってるゥ?って事で。

最近のHuntの中に入ってる磁石には、レアアースが使われてるのです。

中国がどうのこうので「ふーん」としか思ってなかったNoriですが、

どうやらアレが無いと良いマグが作れないらしいのです。

何ィィ!?


※サマリウムやネオジム、ユウロピウムなどの希土類元素(rare earth elements)の酸化物や塩化物などの総称。元素の化学的性質が類似しており分離しにくいため、かつては混合希土(ミッシュメタル)としてライターの着火石(フリント)の鉄合金などに使われていた。近年は分離・精製技術が進歩し、蓄電池や磁石の性能向上などに利用されている。地球上の限られた地域に偏在する資源で、国際的に中国の生産シェアが非常に高く、日本も需要の9割を中国からの輸入に依存している。


蛇足でした(笑)




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んで、タイミングテスターはマグネット専用を使用しないと、通常のものでは壊れます。

ポイントの開き始めを確認したいのなら、煙草の箱を包んでいる薄いビニールフィルムを接点に挟んでおき、

進角させていった時にスッとフィルムが抜けますので、こんなモンで代用が効くと思います。

これはバッテリー点火のポイントでも使えるワザです。

マグと言うと、すぐに「着磁してぇ」と仰る方がいらっしゃいますが、火花が飛ばない原因ランキング第一位は、実はポイントの接点不良だったりします。

ギャップは0.35mm程度。バッテリー点火より狭いです。故にマメなメンテナンスを。

まずフロントバンクの圧縮上死点前に出てくるタイミングマークを出しまして、

パンであればマグを反時計回りに回してゆくとポイントが開きます。

狭い可動域ですが、この「ポイントが開き始める所」でマグを固定するのが正解。

ダメなら一度マグを抜きつつ、丁度いいトコで収まるようギヤを回し調整します。

ギヤの1コマは結構デカいので上手いトコに突っ込みましょう。

どーしてもどーしてもダメな場合は、カムカバー外してサーキットブレーカーギヤを1コマずらす場合もあります。

これは上級者編なので・・・お店に任せたほうが良さそうです。

カットアウトのマウントを切り落としたり、マグ側を削ったり、パンに付けるのって意外と大変なんです。

タイミング調整すぐに行います。

まずはLWEに作業のご予約を。





では、天神山の上でお待ちしてます。

晴れろ!晴れろぉ!!(笑)


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by lwe31x | 2013-05-24 23:06 | Information
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