Trans!

c0210640_2216920.jpg
お預かりしているパンヘッド。

エンジン&ミッション下ろしていざチェック。

あらっ?悪くない・・・。

シフターフォークのアライメントもOK。






c0210640_22161222.jpg
が、カウンター側のスラストがゼロに等しいっす。

ここ、あんまりビッチビチに取っちゃダメっすよぉ。

結果最近オーバーホールした感じですね。

やり方によっちゃ調子悪くもなるので、各部きちっと組まないと。

必要最低限の遊びってもんをわきまえてるのがオトナで御座います。




c0210640_22161468.jpg
うむ。ギヤは新品に近い・・・。

でもシフターシャフト錆びちゃってます。

組んだはいいけど湿気が多い場所に長い間放置されてたのか。

完全に温まる前にエンジンストップなんてのを繰り返してる車両も、水蒸気が蒸発し切らずに水が溜まります。

ギヤが虫喰う原因にもなるので注意。





c0210640_22161751.jpg
なんかデカいな・・と思ったら。

真ん中がFL純正のLow&2ndギヤ。

上が組み込まれていたもの。

FXのギヤを使い、Lowギヤをクロス化。

更に3rdギヤは1.35のクロスレシオ。

シャベルのLow&2ndに合わせて、3rdはモチロン後期型を使用。

K様、既にクロスミッションで御座います(笑)

乗り味は純正のそれとはチョット違ってたハズ。




c0210640_22161916.jpg

キックカバーのスタッド、ケース側が壊れてたのでヘリサートで修理。

普段抜かない部分ですが、バラす際に一緒に抜けてくる事も。

更にスタッドの外側が錆び喰ってたりするとナットが緩みづらく、スタッドごと回っちゃってケースを壊す勢いで引っ張っちゃう事もあるので注意。

遠方のお客様にブログで状況を報告させて頂けるってのも、進化やら進歩やらってコトでしょうか。

直してるのは昔のオートバイですが。


引き続き、誠心誠意込めまして修理させて頂きますっ!








「体感」っつーのがどれだけいい加減なものか、この仕事してると痛感するのであります。

相対的な速さを体感したいなら、如何様にもやり方があるわけで。

しかし我々が根本として意識しなきゃいけないのは、「絶対的な」「根拠」であります。

そこに相対的な味付けがされるのであれば、素晴らしい。

数字、とか言っちゃうと味気なくて寂しいですが、みなさんが「生き物のよう」と比喩されるハーレーダビッドソンのエンジンは、やはり機械なのでありまして。

生きているかと聞かれれば、無機物にて構成されるそれは、生きていないと定義されるのでしょう。

故に求められるのは、音楽に例えるなら、キチンとスコアを読める人。

聴いた音を、ちゃんと譜面に起こせる人。

理論的に音を理解し、構成出来る人。

例えば話せるけれど書けない読めない人ではなく、

文法的に言語を組み立てられる人で無ければならないのです。

そこに、センスという名の、たくさんの引き出しから理論的かつ個性的な部分を選択できる目を持っているかどうか。

カスタムも結果同じ事なのでしょうが、感性だけで突っ走ってる状態では、やがて頭打ちするハズです。

エンジンは、ジャズのように。

見てくれは、ロックのように。

わかりづらくてスミマセンm(_ _)m
[PR]
by lwe31x | 2013-05-21 22:15 | Information
<< Miscellaneous... Spark Plugs. >>