Don't Be A Sucker!

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おいーーーーース!!

バルブステムシールです。青いの。

先生今日は最初に言っておきますよ。

1979年までは、バルブステムシールなんか入ってなかった!という事実。

ハイ、ここ別にテストには出ませんよ。

そう。

1979年生まれの方いますか?

まだ若いでしょ。最近ですよ。シールなんか入るようになったのは。

国産とかの感覚じゃ、「え、白煙吹きまくりじゃん」という感じなんでしょうが、

実質Noriのパンにはシール入ってません。しかし白煙も吹きません。




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何でかって言うと、こんな感じでテーパーにカットしているからであります。

オイルが面に溜まらずに流れるので、燃焼室内に引き込み辛くなるワケです。

しかしインテーク側ってのは、注射器みたいに吸い込まれるワケで、

本来どうしてもオイルを引っ張り込む要素は存在しているのですが。





シャベルのバルブステム(棒のとこね)の径は、約9.5mmです。

意外と太い鉄の棒が、これまた鉄の筒の中を、残像見えるくらいの速度で動いています。

焼き付かないようにするために、どうしたら良いのでしょう。

そうです。オイルがあれば焼き付きません。

しかし、そこにオイルがあれば、燃焼室内で燃えてしまい、結果白い煙を吐きます。

これがいわゆる「オイル下がり」ってヤツです。

反対に、シリンダー内壁のオイルをピストンリングが掻き切れずに、一緒に燃焼室内に引っ張ってしまい燃えるのが、「オイル上がり」。

ここまでOKっすか?




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焼けたオイルは、このようにバルブの傘に堆積して、ちょっと粘っこい真っ黒なカタマリになります。

バルブの当たり面に堆積すれば、密閉性が低下して圧縮が下がる原因にもなります。

ステムシールの材質は時代とともに良くなり、長持ちかつオイルを完全にシャットアウト出来る物も販売されていますが・・・。


前述した「焼き付き」をオイル無しで実現するには、「焼き付かない程度のクリアランス」を確保するしかありません。

このクリアランス、ってのが曲者で。

お察しの通り、ステムとガイドの焼き付きを防止するには結構デカいクリアランスを確保しないとダメなんです。

すると、そんなガタガタの場所で左右に振られながら反復移動する鉄の棒は・・・・

やはり劣化は速く、更にシールの寿命イコール、オイル下がりなワケであります。




まぁ、「ああ白煙吹いてますね。オーバーホールしましょう。ハイ、ステムシール変えときましたよ」という感じで、強力なシールをブチ込んだだけで白煙はとりあえず止まりますから、「やった!白煙止まったじゃん!」みたいな感じにはなりますが・・・。

そっ、それでいいのか!!


テーパーにカットして、程良い感じでステムにオイルがかかり、絶妙なクリアランスで機能するエンジンの素晴らしさを体感して頂きたいのです。

昔のハーレーは、

「多少のケムリより焼き付きを防止するのが優先だ」と確実に理解していたハズです。

異常なまでに白煙を気にするあまり、何か本質的な部分を見失っていませんか?

何故ケムリを吹いているのか。それがわかれば、「まだ大丈夫。ぶっ壊れるまで乗って下さい」と意見させて頂ける状況もあるでしょう。

通常オイルが下がっていても、「50km乗ったらプラグがカブるんです」みたいな状態にならない限り、キホン大丈夫ですから。

コレを読んでるデキるハーレー乗りは、ケムリに騙されるな!と。

そんでシール交換をオーバーホールと呼ぶのをやめましょう。






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んで。

日本100台限定発売、アニバーサリー車両がやってきて・・・

おや、この方は・・・




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誰だこれ(笑)

某誌ファッションページの撮影に行って参りました。

ノベトキちゃんに会えなかったのが残念でなりません。

車両を快く貸して頂いたY様、ありがとうございます。

某誌N様、カメラマンのI様ならびにスタッフの皆様方、お疲れ様でした!

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by lwe31x | 2013-04-26 20:16 | Information
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